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検査することもあります。

異常なDNAができたときに、細胞分裂を止めたり、アポトーシスに向かわせたりするときに重要な働きをする蛋白質にp53がある。
この蛋白質が欠けているとチェック機構が働かないため、がんになりやすくなる。このことから、p53の遺伝子はがん抑制遺伝子と呼ばれている。ほかに、がん抑制遺伝子としてはRb遺伝子などが発見されており、現在もその数は増えつつある。しかし、チェック機構はいつも完璧に働くわけではなく、ときには異常な細胞ががん化してしまうこともある。
細胞のアポトーシスは臓器や器官、さらには生体を守るための死であるが、アポトーシスを起こすことで臓器や器官の老化が進むことになり、そこに問題がある。では、どのようにして老化が起きるのかというと、アポトーシスによって細胞の数が減るために老化が進むと考えられる愛知医科大学加齢医科学研究所名誉教授の田内久博士名古屋大学名誉教授は、一九三八年の夏に招集を受け、日華事変に軍医として約三年半の間、野戦病院で傷病兵の治療にあたるかたわら、日本兵の死体解剖に従事した。その中には栄養失調だった兵士も多く、その人たちの内臓が萎縮し、細胞の大きさが小さいことに気づいた。
につかじへんそのことに関心を持った同博士は、終戦で帰国した後、高齢で死亡した人たちの解剖を多数行なった。
そして、外国の解剖データも参考にして検討した結果から、「栄養失調では体の細胞の一つひとつが小さくなることで臓器が小さくなるのに対し、高齢者では細胞の数が減ることで臓器が小さくなっている。老化して臓器が萎縮するのは、個々の細胞の萎縮によるものではなく、細胞数の減少によるものである」ことを突き止めた。
体の中の細胞でも、とくに脳の神経細胞や心臓の筋肉細胞は、細胞分裂をして新たな細胞を作り出すことはないと考えられている。これらの細胞は、その数が減っても、細胞分裂によって数を増やすことはできない。
細胞分裂を行なう細胞であっても、分裂が止まればどうなるかは、髪の毛を例にとるとわかりやすいだろう。
男性型脱毛症といわれる、男性に見られる脱毛症では、毛母細胞が死ぬことによって細胞分裂が止まり、その結果、髪の毛の数が減ってくる。
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動脈硬化のプラークにたまっているコレステロールを引っこ抜きこれと同じように体の臓器の細胞の数が減っていったら、その臓器はどうなるのだろうか。働きは低下しそれがすなわち、老化ということになるだろう。田内博士の見方によれば、体のさまざまな臓器や器官の細胞の数が減ることによって老化が起きると考えられるのである。

注目の最先端医療

不老医学
生命を刻む時計、テロメア一九五○年代後半、レオナルド·ヘイフリック博士は、人間のある細胞の分裂が五OS六0回程度で止まって死ぬことを確認した。そして一九九○年代になって、細胞分裂の回数を制限しているだろうと考えられる物質がいくつか発見された。中でも注目されているがテロメアで、この発見によって、不老長寿への期待がいっきに高まってきた一九九〇年に、論文を発表した。

カナダのカルビン·ハーレー博士が、細胞分裂のたびにDNAのある部分が短くなるというそのある部分というのが、DNAの染色体の両端にあるテロメアであるヒトの細胞の遺伝子は、11111対の母親由来の遺伝子と一1111対の父親由来の遺伝子、つまり合計四六本の染色体から成っている。一個の受精卵から成人に至るまでの発生、成長は、すべて染色体の中に含まれている遺伝子の指令DNAの塩基の配列によってコントロールされている。遺伝子は、ヌクレオチド塩基という化学物質が連結した糸のように長い分子で、先祖代々、親から子、子から孫へと受け継がれる。体の中で細胞が増えるときも、遺伝子は厳密に複写され、娘細胞へ受け継がれるただし、例外があって、それがテロメアという部分である。DNAの複製のメカニズムから、テロメア末端のDNAは細胞分裂のたびに短くなることがわかった。
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1回の分裂で短くなる長さは五〇から一00塩基ほど線維芽細胞(骨や関節、靭帯などの結合組織に多い細胞)で実験すると五01s六0回の分裂で細胞の寿命が尽きるのは、テロメアが一定の長さ通常、五000塩基より短くなったためであると考えられているせんいがんたいハーレー博士によって、細胞が分裂するたびにテロメアが短くなるメカニズムが解明され、ヘイフリック博士が発見した現象を説き明かすことになった。一定回数の分裂によって細胞の寿命が尽きることから、テロメアは命の回数券とも呼ばれている。
生まれたばかりの赤ん坊から老人まで、さまざまな年代の人の線維芽細胞を取ってテロメアの長さを調べると、臓器や器官によってばらつきはあるものの、一般的に赤ちゃんでは長く、高齢者では短く、年齢とともに短くなっていることが確認されている。
このことは、試験管内の培養細胞によるレベルではなく、私たちの体の細胞でも、細胞分裂を繰り返すたびにテロメアは確実に短くなっていることが確かめられているのである。
私たちの体は細胞で構成されているその細胞に寿命があるということは、とりもなおさず、個体の寿命に限りがあるということを表わしている細胞の寿命がどのくらい個体の寿命と関係するかということになると、いまのところ答えは出ていないが個体の寿命は、個体を構成している組織や臓器の衰えによって決まると考えられるから、組織や臓器の衰えはそれを構成している細胞の寿命が尽きることによってもたらされることは十分に考えられるこのように、テロメアの長さが尽きることで細胞の寿命が尽き、ないか、と考えるのは自然であろう。
それが個体の老化に結びついているのでは人間以外の動物でも、細胞分裂の回数と寿命は関係があることが確認されている。たとえば、寿命が三年ほどのネズミでは五回程度、寿命が百七十五年のガラパゴスゾウガメでは一二五回くらいで細胞は分裂をしなくなる。しかし、動物の種類によっては、相関しない場合もある。マウスは最大寿命が三·五年で、人間の10分の1に過ぎないが、意外なことにマウスのテロメアは人間のそれよりもかなり長いのである前述したように、私たち人間の体でも一般的に年をとるとともにテロメアは短くなることが確認されているしかし、個々人においても、各臓器や器官の細胞では、染色体のテロメアの長さは異なる。

細胞には存在する。

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年をとったからあらゆる臓器や器官の細胞の染色体のテロメアが一律に短くなっているとは限らないのであるまた、八十歳前後では、大半の細胞のテロメアはまだ、かなりの細胞分裂を繰り返すだけの長さを持っている。このことから、八十歳前後までは、テロメアの長さが老化や寿命の鍵を握っていないのではないか、という見方もあるテロメアの短縮を抑制する酵素、テロメラーゼ短くなっていくテロメアに対して、その短縮を抑えるテロメラーゼという酵素がある細胞には、脳の神経細胞のように細胞分裂を繰り返さないものも一部にはあるが、体の細胞は普通、五。
六0回の分裂を繰り返した後、死に至る。
しかし、細胞の中には、明らかに無限の寿命を持っていると思われるものもある。
その一つが生殖細胞である。卵子や精子は、私たちの祖先の脊椎動物が誕生してから、なく分裂を繰り返してきた。がん細胞も同じように無限に分裂を繰り返す。
何億年も絶えることこれら生殖細胞やがん細胞のように無限に増殖する細胞では、テロメアの長さを保つ仕組みがあることが解明された。正常な細胞と違って、一般的に、がん細胞では細胞分裂をいくら繰り返してもテロメアが短くならない。それは、テロメラーゼという酵素の働きがあるためだとわかったのであるこの酵素は大部分の体細胞にはないが、生殖細胞には存在する。また、造血細胞のように細胞分裂が盛んな細胞にも、弱いけれどテロメラーゼの働きがある。線維芽細胞のようにテロメラーゼの働きを持たず、寿命に限りがある細胞にテロメラーゼの働きを持たせると、寿命が延長されることもわかってきたがん細胞でのテロメラーゼの働きを抑える方法が開発されれば、がんを治すことができる。

細胞の異常による自己

認知症だとわからない
また、普通の細胞にテロメラーゼの働きを持たせることができたら、細胞は死ぬことがなくなる。そういった望みが出てきてこれらの研究が現在、バイオ·ベンチャー企業や製薬会社によって盛んに進められている。一九九八年一月には、アメリカのバイオ·ベンチャー企業のジェロン社が、遺伝子操作によってテロメアを長くし、ヒトの細胞の寿命を何倍にも延ばすことに成功したと発表した。同社はテロメラーゼの働きを抑えることにも成功しているところで、細胞の死に関係する物質や遺伝子はほかにも発見されているその一つにフィブロクチンという蛋白質がある。細胞分裂の回数が多い老化した細胞ほど、たんぱくしこのフィブロクチンをたくさん持っており、細胞分裂が少ない若い細胞には少ないことがわかっている。
ブロクチンが増えると細胞が分裂できなくなるのではないか、と推測されているこのことから、フィテロメアの構造や機能に関わる蛋白質について研究を行なっており、本書の監修をお願いした、東京理科大学生命科学研究所の内海文彰助手医学博士、薬学博士によると、細胞の複製分裂に関係しているものには、テロメア以外にいくつかの因子があるという。

染色体の末端にあるテロメアの複製がうまくいかないことには、さまざまな因子が関係しています。たとえば、TRF蛋白質は、テロメアを安定させることに関わっています。また、老化関連遺伝因子のp21は、老化している細胞にたくさん見られますが、この蛋白質はテロメアを長く保つために働いているのかもしれませまた、テロメラーゼついては、内海氏はこう語っている。
「テロメラーゼというのは、酵素活性のある蛋白質の集団からなる、れら蛋白質を今、解き明かそうとしているところです」
かなり大きい装置です。
現代医学は、そテロメアやテロメラーゼに関わる因子がすべて解明されたとき、になってくるのだろうか。
細胞の寿命をコントロールすることが可能テロメラーゼ療法は寿命を延ばすか寿命や老化について、遺伝子レベルでさまざまなことが次々と解明されてきた。

治療を受けてほしい

繰り返すが、最も注目され、ホットな研究が進んでいるのが、テロメアおよびテロメラーゼに関してである。
その中で現在アメリカ国立老化研究所は、傷つき老化した細胞を、分裂で生じた若い細胞に置き換えることで平均寿命を百二十歳に、最大寿命はそれ以上に延ばすことができる可能性があると見ているというそして実際に、テロメラーゼを人工的につくる方法も開発されているがん細胞はテロメラーゼが活発に働き、だから、際限なく細胞分裂を繰り返す。がんに対しては、このテロメラーゼの働きを抑える方法が実験で成功しており、用すべく、開発にしのぎをけずっている。
アメリカはもちろん、わが国の製薬会社も人の治療に応東京大学大学院生命理工学研究科の石川冬木教授は、テロメラーゼをコントロールする物質を発見した石川教授によると、テロメラーゼ遺伝子の発現をコントロールする物質には二つあり一つは細胞分裂が活発に行なわれるときにつくられる蛋白質で、もう一つは未熟な細胞が血液細胞や神経細胞のように、種類の細胞に分化することが運命づけられたときに出てくる蛋白質であるという特定の前者はテロメラーゼを増やすように働き、後者は減らすように働く。
つまり、テロメラーゼは、細胞が活発に分裂し、なお、未分化なとき細胞が成熟していないときだけつくられるというのである。ちなみに、細胞は分化、つまり分裂·増殖して、それぞれに応じた機能を持つ細胞へとつくられていくそのテロメラーゼが発現する条件を満たしているのは、生殖細胞をつくるときと、胎児のとき、さらには幹細胞と呼ばれる細胞が分裂するときだけだという。生殖細胞をつくるときは減数分裂が盛んに行なわれているし、生殖細胞は分化をする前の段階の細胞である。また、胎児のときは、受精卵から体をどんどん大きくするために細胞分裂を頻繁に行なっているし、手足や臓器ができてくるまでは分化しないという条件も満たしている幹細胞は、どんどん分裂しながら、いろいろな種類の分化した細胞になるので、大人の体の中にある細胞であるにもかかわらず、この条件を満たしているという。ちなみに、がん細胞もこの条件を満たしているでは、テロメラーゼという酵素を体の中で働かせれば、本当に不老長寿が実現するのだろうか。また、テロメアを長く伸ばしたり、短くなるのを防いだりする方法は、実際の人間に応用できるようになるのか。


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そしてさらに、最近になって、実は活性酸素はテロメアの短縮も早めるとわかってきたのである活性酸素と老化の関係が注目されるようになったのは、エネルギー代謝が大きいほど寿命が短いという事実が明らかになってきたからである。食べすぎや運動のしすぎはエネルギー代謝を高め、酸素を余計に消費する分、活性酸素を過剰につくることになる。
体にとって必要な栄養素でも、とっては危険となる。
多すぎると害になるように、過剰な酸素は活性酸素をつくりやすく、細胞に培養した細胞を使った実験でも、酸素が多すぎると寿命が短くなることが確認されている。そしてそれは酸素によって、細胞の分裂のたびに短くなるテロメアの短縮が早められるからだと考えられている過剰な酸素が体に害をもたらすことは、重症患者や早産児に行なう酸素吸入による事故によって発見された保育器内の乳児に過剰に酸素を与えてしまったところ、乳児網膜症で失明してしまったのである。頭痛やのぼ

うつ状態に陥

症状を取りたいこのことがわかってきてからは、たとえば、肺機能が低下した患者に五〇パーセント以上の濃い酸素を吸入させることは禁止されているもうまく活性酸素にはスーパー·オキシド·ラジカルや過酸化水素などがあり、周りの物質を酸化させる働きが強い活性酸素は活動性に富んでいる酸素で、DNAの材料になっている核酸のほかにも、生命の担い手である蛋白質や脂質をも破壊するかくさ活性酸素は、細菌やウイルスなどの外敵に体が対抗する免疫の働きによっても生じる。
これらの外敵が体内に侵入すると、好中球やマクロファージなどの細胞が活性酸素を出して攻撃をする。そのとき、結果的に活性酸素が私たちの体の細胞を攻撃すると、傷口や歯肉が赤く腫れたり、胃炎になったりする肝臓で薬を代謝して解毒するときにも活性酸素が発生するし、ある種のホルモンをつくる酵素反応によっても発生する活性酸素は私たちが酸素を利用して生きている限り体の中でつくられ、体を守るために働いている。活性酸素はがんの原因になるが、がん細胞の抑制にも働いているのであるしかし、過剰につくられると、直接、遺伝子DNAを傷つけて細胞をがん化することがある。細胞膜をつくっている不飽和脂肪酸を酸化して過酸化脂質をつくり、これが活性酸素と同じように働いてDNAを傷つけることもある。
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病気になるとすぐに死んでしまいます。
細胞膜の中の蛋白質を酸化して細胞膜を変質させるいう悪さもする。細胞膜はいろいろな物質の出入りを調整しているが、その働きが失われてしまうのであるほうわ血液中のコレステロールのうち、LDL低比重リポ蛋白が活性酸素によって酸化すると、なる。すると、マクロファージがこれをどんどん食べて血管壁の中に入り込み、血管を狭くし、んでいくことになる。
酸化LDLに動脈硬化が進また、細胞の酵素が活性酸素によって酸化されると、代謝がうまくいかなくなって老化の原因になる糖尿病で血液中の血糖値が高い状態が続く場合や、ダウン症候群の場合にも、活性酸素が盛んにつくられるために寿命が短くなると考えられている長寿ということでは、老人性痴呆のうち、アルツハイマー病が健康な長寿を妨げる要因として立ち塞がっているが、アルツハイマー病の原因の一つとして、脳の酸化があると考えられている。
つまり、活性酸素は動脈硬化を促進し、脳の働きを低下させるのである活性酸素は、放射線の作用によっても生じる。放射線は太陽の光に含まれている。太陽の光には、人の目で見える可視光線と、見ることのできない紫外線や赤外線が混じっており、その中で紫外線は活性酸素を発生させ、がん発症の原因になる。また、よく知られていることであるが、レントゲン撮影も放射線を放出するこのほか、活性酸素はディーゼル·エンジンの排ガス、薬などによっても体内につくられる。
ストレス、喫煙、過剰な飲酒、農薬、食品添加物その活性酸素に対抗して、私たちの体ではスカベンジャーと呼ばれる掃除屋がつくられる。
ジャーの代表的なものにSOD(スーパー·オキシド·ディムスターゼ)という酵素があるが、もにSODはあまりつくられなくなり、その働きも弱くなってくるこのスカベン年をとるととそして結果的に体内に活性酸素が多くなり、がんを引き起こしたり老化を進めたりすることになるのであるアメリカ国立老化研究所のカトラー博士は、SODの働きと寿命の関係を調べた。

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ガン死亡は年々増加している!
寿命の異なる10種類以上の哺乳類について調べた結果、SODの働きが高い動物ほど、つまり、活性酸素を除去する働きが強い動ほにゆう物ほど長寿で、しかも、人間のSODの働きはほかの動物よりも高いことを突き止めた。
寿命は遺伝子に支配されている.人間を含め、あらゆる動物の寿命は遺伝子によって支配されているが、老化の過程はそれほど厳密に遺伝子によってプログラムされてはいないと現在の生命工学では考えられている。老化を解明する適当なモデルとして研究が進められてきたものに、遺伝性の早老症がある。早老症は、老化や寿命が遺伝子によって明らかにプログラムされているケースである。早老症をもたらす病気には、ダウン症候群、コケイン症、ウェルナー症候群などがある。
早老症では、若い年齢のときに老化の現象が現われ、寿命も比較的短い極端に老化が早く一般的に老化には個人差があるが、早老症のそれは一般的な老化とはまったく異なる。
ひどいケースでは子どものときから老化が現われ、小学生のうちに死に至ることもあるこれら早老症を引き起こす病気の中で、研究者たちから現在最も注目されているのが、ウェルナー症候群である。この病気は、全身の動脈硬化が進行し、さまざまな生活習慣病が現われ、平均寿命も五十歳程度であるしかも、ウェルナー症候群の人で老化とともに発症する病気や死因は、一般の人の場合と非常に似ている。白髪が目立ち始め、白内障が現われ、糖尿病や動脈硬化、骨粗鬆症が起こるのである。発症する年代が早くその点が違うだけである。ウェルナー症候群の人たちの死因を調べたある調査で、いちばん多かったのががんで、次が動脈硬化が原因の病気だった。がんで死亡した人たちの年齢は二十五歳から四十二歳だった。
はくないしょうウェルナー症候群を世界で最初に発表したのは、ドイツの眼科医ウェルナーで、一九〇四年のことだった。
彼は、若いのに白内障にかかり、強皮症を併発した患者が同一家系に四人もいることを報告した。

細胞は外界から遮断

心筋梗塞や脳梗塞にも起きています。
きょうひこの奇病を世界的に知らせたのは、前のページのレオナルド·ヘイフリック博士である老化のメカニズム
でも紹介した、アメリカの解剖学教授人の細胞は五〇回から六0回分裂を繰り返すと寿命が尽きることが実験で確認されているが、ヘイフリックは、ウェルナー症候群の患者の皮膚細胞では、その半分程度の細胞分裂をした時点で細胞が死んでしまうことを発見したこの研究によって、ウェルナー症候群の患者の早期老化の理由が、彼らの皮膚細胞の寿命が極端に短いことにあると解明された。ウェルナー症候群の人たちは、細胞の寿命が短いぶんだけ老化が早く進み、その結果若くして死に至ってしまうのである。
さらに、一九〇四年のウェルナーの発表から約九十年を経た一九九○年代になって、ウェルナー症候群の原因になっている遺伝子が発見され、研究者や学者たちに衝撃を与えることになった。わずか1つの遺伝子の突然変異によって、早期老化現象が起きるとわかったからである。ウェルナー症候群に共通していたのは、第八染色体にある遺伝子の突然変異だった。
一般的に、特定の病気の発症には多くの遺伝子が関係し、一つの遺伝子によって起きることは非常にめずらしい。ちなみに、ほかの早老症では、コケイン症候群では第二番目の染色体と第10番目の染色体に異常がぁる。
ウェルナー症候群は、たった一つの遺伝子の異常によって起こることから、希有なケースであり、研究者たちに衝撃とともに関心をもたらすことになっ老化を引き起こす遺伝子とは最近、よって、ヒトの胎児胚を培養した細胞と、ハムスターやマウスなどの動物の培養細胞との融合を行なうことに人の老化に関係する遺伝子が染色体のどの部分に存在するかの解明が進んできたこれまでの研究によって、老化遺伝子として、第一染色体、第二染色体、第六染色体、第七染色体、第一染色体が、さらに、遺伝子に突然変異をもたらす遺伝子としてクロトー遺伝子が発見されているこれらの遺伝子は、細胞の遺伝子に突然変異を起こさせ、老化を進め、死に至らしめるしかし、これら老化遺伝子が実際にどのように働いて細胞を老化させ、死に至らしめるか、現段階ではその具体的なメカニズムはほとんど解明されていない。

神経緊張状態にあ

これらの老化遺伝子をクローニング(細胞培養によって遺伝的に親と同じ個体を作り出すこと)して、DNAの塩基配列を調べ、このDNAからつくられる蛋白質の性格を解明すれば、この問題を解決する鍵が得られると考えられている細胞の自殺、アポトーシス細胞の遺伝子が傷ついたりして突然変異を起こすとどうなるのか。
自殺をするプログラムが備わっているのである実は、そういう変異を起こした細胞には細胞には、異常なDNA、RNA、蛋白質、脂質をチェックし、子レベルで備わっている。こうして体を正常に保っているのだが、それを修正したり排除したりする機構が分このようなチェック機構は細胞レベルでも働いている。
傷んで異常になった細胞はチェックされ、メカニズムが働いているのである修正されるか排除されるが、そのためにはいろいろなたとえば、がん細胞のような異常な細胞ができるのを抑えるために、細胞は特殊な自殺の機構を持っているDNAに異常が発見されると、まず、細胞分裂が抑えられ、増殖が抑えられる。その結果、うまく修復されれば、またもとの正常な細胞に戻り、普通の活動を続ける。
ところが、うまく修復できないこともある。これをそのままほうっておくと、がん細胞のような有害な細胞に変化するおそれがあるので、このような細胞はアポトーシスと呼ばれる、一種の自殺をするのである。アルツハイマー病やパーキンソン病では脳の神経細胞が減っているが、それは細胞のアポトーシスが原因という説もある。
前に触れたが、最近の研究で、細胞のアポトーシスにはミトコンドリアが決定的な役割を果たしていることが解明されてきた。細胞のアポトーシスが始まると、さまざまな酵素がミトコンドリアから飛び出してきて細胞を攻撃するのである細胞のアポトーシスが始まると、細胞のDNAがすみやかに断片化して、分解する。


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さらには、それが可能になったとして、寿命を延長できることに結びついていくのだろうか医学の専門外の人は、テロメアをコントロールする方法が開発されたら、が活発に増殖を繰り返すようになるのではないか、と考えるかもしれないそれによって全身のすべての細胞しかし、現実には、たった1つの操作によって、全身のすべての細胞の傷を治し、分裂を活発にすることは不可能に違いない。あくまで、個々の細胞レベルでそれができるということに過ぎないのである万が一、テロメラーゼを体全体で働かせる方法が開発できたとしても、それは非常にリスクをともなうことになる、と石川教授はいう。
全身の細胞の中には、活性酸素によって、そのDNAが完全に切れてしまう場合があります。しかし、テロメラーゼは、こうして切れたDNAの端にもテロメアをつけ足して細胞を生かそうとすることができます。そして、不完全な細胞が生き残ると、それこそ、まさしく、がんなどの病気になる可能性があるのです。
たとえば、αサラセミアという貧血を起こす病気は、ある遺伝子が切れて発症することがあるのですがその切れ目にテロメアがつけ足されて細胞が生き延びるために起きてしまったらしい形跡が見つかっています。
つまり、細胞を一つひとつ不老不死にできても、それがその人間に死をもたらす恐れがあるということなので石川教授は、テロメラーゼを利用してテロメアの短縮を防ぐことができても、それがそのまま不老長寿へっながることは難しいのではないか、という見通しを立てている。といって、石川教授は、テロメラーゼ療法が医学の進歩や長寿の実現に役立たないと考えているわけではない。
誰もが二百歳まで元気に生きられることが現実になれば、たった一つの方法で、には違いないだろう。
それはそれで喜ぶべきことそこまで欲張らなくても、八十代から百歳くらいまでの寿命でも、が実現すれば、それで十分意味があるだろう。
その年齢まで元気で、仕事もできる社会現在、わが国ではすでに世界一の長寿を実現している。しかし、長生きしているからといって元気とは限らない。痴呆や寝たきりの人が増加し、社会問題にもなってきている。ホルモンがあれば

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認知症のほとんどの患者さんは自発的年をとることによる、人間としての活動能力や、また、その結果としての生活の質の変化をグラフに表わすとすると、現在の長寿者のそれは、多くが年をとるにつれ、六十代、七十代あたりから低下のカーブが大きくなっていくだろう。がんや脳卒中、痴呆などの病気があれば、その発症をきっかけに急激に下がってくる。この低下するカーブをもっとなだらかに、あるいは低下を遅らせるようにすれば、若さや元気が保たれ、長寿はもっとすばらしい、実りのあるものになっていく。
つまり、誰もが五十歳、六十歳くらいの若さを保ち、はおおいに変わるに違いない百歳くらいまで生きられることが実現すれば、世の中その実現に関して、テロメラーゼ療法は期待できるのだろうか。

長寿の実現を妨げている病気には、前にも述べたように、大きく分けて、がんと動脈硬化性の疾患とがあるさらには、アルツハイマー型痴呆の問題もあるがんについては、すでに大学病院や総合病院などでは、切除したがん細胞のテロメラーゼの活性働きの程度を調べ、その後の治療の参考にすることが行なわれている。たとえば、胃がんを摘出した後、そのがん細胞のテロメラーゼ活性が高ければ化学療法抗がん剤治療を行なうし、テロメラーゼ活性が低ければ化学療法は行なわない、などというふうに、その後の治療の指針を立てるのに活用している石川教授によると、テロメラーゼ療法のがん治療への応用では、細胞レベルの研究では、初期や中期のがんには効果があるが、進行したがんではあまり効果が期待できないという。
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がんは、初期のものは治せるようになってきましたが、末期がんに有効な治療法がないことが問題なのです。ですから、テロメラーゼ療法については、末期がんに効果がないのなら、あまり意味があるとはいえないでしよう!
がんとテロメラーゼの関係については、染色体が変異し、細胞が悪性化していく段階で、テロメラーゼが手を貸していることは間違いないと石川教授はいう。また、がん細胞では一般的にテロメラーゼが長くテロメラーゼの働きが活発で、進行がんでは必ずといってよいほど長いが、早期がんでは長くない場合もあるというがん治療については、石川教授は「テロメラーゼの活性を抑制する遺伝子が発見されることを期待している」
がんについては、ほかの治療法として、器移植という方法もある。

各臓器·器官別に遺伝子レベルの治療が始まりつつある。
また、臓動脈硬化については、動脈硬化が起こっている血管の内皮細胞ではテロメアが短縮しているといわれているテロメラーゼ療法によって、動脈硬化が起こっている部分を改善できるのか。理論的には部分的に治療ができるかもしれないが、動脈硬化は全身的に起こるので、1カ所を治療したからといって事足れりとはならないただし、テロメラーゼ療法について、部分的な活用として、次のような利用法は可能になるかもしれないと石川教授は語っている。
「たとえば、貧血にテロメアが関係していて、造血細胞のテロメアが短くなっていれば、それを体外に取り出し、テロメラーゼを作用させてテロメアを長くしてから体内へ戻すというような方法は可能になるのではないでしょうか」
遺伝子治療の現状テロメラーゼ療法も遺伝子治療の一つであるが、一般的な遺伝子治療は以前から研究が進んでいるわが国の遺伝子治療は、一九九五年に北海道大学で重症の免疫不全症ADAの小児に試みられて成功東大医科学研究所で腎臓病の遺伝子治療が始まった。

認知症の原因に運動器不安定症になる

ストレスがたまりそうなとき
九八年には、国内二例目として、肺がんの遺伝子治療も始まった。
さらに九九年三月にはまた、まったるがん抑制遺伝子であるp53遺伝子を使った肺がんの遺伝子治療の臨床試験も九九年に岡山大学で始p53は細胞の増殖を抑制し、異常な細胞をアポトーシスに導く遺伝子として世界中の注目を浴びてい現在、一般的に行なわれている遺伝子治療は、遺伝子DNAを薬のように体内に注入して病気を治そうとする方法で、一九九〇年にアメリカで初めて行なわれた。
この方法では、入れる遺伝子を、病原性をなくしたウイルスベクター·遺伝子導入物質に組み込むため運び役となるベクターの優劣が治療の鍵になる。成否は、ベクターに遺伝子が組み込まれる率と、ベクターが体内の細胞に遺伝子を受け渡す率の二点に左右される。
このため、世界中ですぐれたベクターの開発にしのぎがけずられているまた、免疫力を高めてがんを治そうとする、RNAワクチン療法もわが国で始まったわが国では遺伝子治療の申請が相次いでいるが、申請中の計画はほとんどがアメリカで行なわれた研究の一せん番煎じで、「目的は効果ではなく、安全性試験ではないか」
という批判の声もあるそのアメリカでも、著しい効果があった成功例は、重い免疫不全の数例だけだといわれている。海外では九0年以降、三000人以上の患者に遺伝子治療が試みられている。がんが全体の約七割で、残りはエイズなどであるが、効果があったケースはほとんどないらしい。
そのため、きている糖尿病で重い合併症を抱えている患者など、慢性疾患を対象にする方向へ転換する動きも見えてヒトゲノム計画-進む遺伝子の全容解明人間のすべての遺伝子を解読しようというヒトゲノム計画が世界中の大学、られている。ゲノムとは全遺伝子のセットの意味である。

神経疲労防止·ボケ防止

ガンの患者さん
研究機関などの協力で進めヒトには、その体の設計図にあたる遺伝子が約五万万個あって、それが染色体に組みこまれているこの遺伝子の解読では、欧米の大学や研究機関、米国のバイオ·ベンチャー企業が先行していて、すでに1万個が解読済みといわれているわが国では、官民による解読プロジェクトがスタートしてまだ日が浅いが、早ければ二001年にも、残る九万個の遺伝子が解読される見通しであると報道されている。九九年三月には、日英米の共同研究チームが1111番染色体に含まれる遺伝子暗号配列を解読することに世界で初めて成功したすべての遺伝子が解読されたらどうなるのだろうか。たとえば、遺伝子によって起こる先天的な病気や遺伝子が関係する病気の治療法の開発に役立つし、治療法が開発されれば病気を根治できる。
もちろん、遺伝子が解読されたからといって、すぐに治療法が開発できるとは限らないが、開発される可能性はあるいったい、どこまで開発されるのだろうか。寿命が延びる可能性もそれにかかっている。寿命に関わる遺伝子に働きかける薬であれば、最大寿命の百二十歳、さらにそれ以上長生きすることも可能になってくるのだろう薬は、ある人には効いても、ほかの人には重い副作用をもたらすことがあるが、遺伝子には、細かく見ると血液型のようにいくつかのタイプがあることがわかってきた。それが特定の病気へのかかりやすさ、薬への反応の違いなどに現われると考えられている。遺伝子解明の成果として、その人の持つ薬物分解酵素の遺伝子の型によって、効き方の違いが説明できるようになってきた。これを利用するとオーダーメイドの治療ができるようになるだろう。

ガンと心臓疾患の重要な危険因子という

わが国では厚生省が一九九九年八月、オーダーメイド医療
基礎研究費として約一三五億円を盛り込んだの実現を目指し、来年度予算案の概算要求に二000年度から五年間をかけ、遺伝子の塩基配列のわずかな違いを見つけ、その違いが病気の発症や薬の効き方の違いなどとどのような関係があるかを探るのだという。抗がん剤が効きにくい患者を調べ、遺伝子のわずかな違いが薬の効きにくい体質に関係するとわかれば、この遺伝子に違いを持つ患者には別の薬を投与したり、一歩進めて、その人だけに合ったオーダーメイド薬も開発できるようになるはずである研究は、国立がんセンターを中心に、全国の国立大学病院で、患者の同意を得た上で数千人規模で血液を採取、あわせて病歴や喫煙などの嗜好も調査する。研究対象の中心となる病気はがんであるが、糖尿病や心臓病などのように患者数が多く、しかも有効な治療法がない病気も対象にしているしこうアメリカでは、遺伝子の違いと病気との関連を明らかにできれば特許取得も可能で、膨大な遺伝子情報を把握するために事業連合を結成するなどして研究を進めている大手製薬企業10社がぼうだい女性ホルモンエストロゲン補充療法は若返りの妙薬か!?

閉経後の女性の老化を防ぎ、若さを保ち、閉経後に起こりやすい病気·症状を予防する有効な方法が、女性ホルモン補充療法である。女性は閉経後、性器は萎縮し、全身の老化現象が現われてくる。その代表的なものとして、肌の衰え、骨粗鬆症、動脈硬化などがある。
こつそしょうしょうエストロゲン卵胞ホルモンやプロゲステロン黄体ホルモンなどの女性ホルモンは、骨の形成や動脈硬化の阻止に働いている。骨の形は短期間では外見上ほとんど変わらないが、実は骨を溶かす破骨細胞が毎日少しずつ骨を溶かしている。しかし一方では、骨をつくる骨芽細胞によって毎日少しずつつくられてもいるそして、一年間では約三〇パーセントの骨が新しくつくり替えられているという年をとるとともに骨が少しずつ減るのは老化による自然な現象であるが、これが急速に進むのが骨粗鬆症で骨粗鬆症が閉経期以後の女性に多いのは、エストロゲンの減少が大きく影響している。


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薬といえるでしょう。

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エストロゲンは破骨細胞の働きを抑える作用があるが、エストロゲンは卵胞で作られるため、閉経によって卵胞の機能が消失すると破骨細胞の働きが抑制されなくなり、骨量の減少が進むのであるせいそうちなみに男性で、女性の卵巣に相当する精巣睾丸では、テストステロンという男性ホルモンが分泌される。テストステロンも、それ自体が骨の減少を抑える上に、一部はエストロゲンに変化する。男性は八十歳くらいまで精巣の機能があるから、骨粗鬆症にはなりにくい。
また、エストロゲンは動脈硬化の防止にも関係している。血液中のコレステロールのうち、LDLが活性酸素によって酸化されると、酸化LDLになる。動脈硬化の発症にはコレステロールが関与しているが、エストロゲンには血液中のLDLの数値の上昇を抑え、LDLが血管壁に沈着するのをブロックする作用があるエストロゲンは、悪玉LDLコレステロールより善玉HDLコレステロールの比率を高め、また血管の柔軟性を高める働きがある。
閉経によってエストロゲンが分泌しなくなると、血液中のLDLの数値が上昇し、動脈硬化になりやすくなるというわけである実際、閉経前の女性には、コレステロールが関係する高脂血症や、それが原因の一つになって進む動脈硬化しんきんこうそくや、さらに動脈硬化が原因で起きる心筋梗塞、脳梗塞などの循環器系の病気は同年代の男性に比べてはるかに少ない。ところが、閉経後は男性と同じようにこれらの病気が発症するようになる。高脂血症にいたっては女性のほうが多いという統計もあるアメリカでは、五十歳以上の女性の死亡原因の約三〇パーセントは心臓疾患であるが、に三倍に増加するというデータもある。
その発症率は閉経後ふくじんせんエストロゲンは卵巣と副腎腺でつくられ、その生産と分泌は脳の視床下部によって調節されている。閉経を境にエストロゲンやプロゲステロンがつくられなくなるが、これを薬のかたちで服用し、補おうというのが女性ホルモン補充療法である。女性ホルモン補充療法は、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを上げることが確認されている。その結果、冠状動脈疾患や脳卒中などの循環器系の予防に有効であることがわかっているんじょうもともとは更年期の症状をやわらげるための方法として開発されたが、現在では閉経後の病気や障害、を予防する目的でも使われ、むしろ、この目的のほうが中心になってきつつある老化閉経後、何年か経って骨量が減り、老人性膝関節症などの骨の変形性疾患などが起こってからではどういう治療を行なっても変形を元に戻すことはできない。症状が現

症状の改善率が話題になると思います。

薬を飲んだときそのため、そうならないための予防策として閉経前からホルモン補充療法を行なうことが勧められるようになってきたアメリカで生まれた当初のホルモン補充療法は、女性ホルモンのうちでも、合成の卵胞ホルモンエストロゲンを服用する方法が行なわれ、若返りの妙薬として広まった。ところが、乳がんを増やすおそれがあるという報告があってから、その是非は専門家の間で議論の的になった。一九七五年には、エストロゲンの服用によって子宮がんの危険性が一四倍にも高まるとの報告がなされ、それを境にこの療法はいっきに下火になっ一方、エストロゲンで乳がんの増加は認められない、との結果が報告された例もあった。事実、乳がん自体が増加傾向にあった病気であり、特定の事柄との因果関係を解明するのは難しかった。やがて、この問題は黄体ホルモンプロゲステロンを併用する方法が生まれて、一応の解決をみることになった。
現在では、卵胞ホルモンに加え、黄体ホルモンを合わせて服用する方法が一般的になっているこの併用療法によって、子宮頸がんはかえって抑制される。しかし、ホルモン刺激によって乳房が張ることから、それが刺激になって乳がん誘発の原因になるのではないかという見方もある。さらに卵巣がんについては、抑制、発生のどちらにも影響しないと見られているけれども、以前行なわれていたエストロゲン単独の服用に比べると、がん誘発のリスクがはるかに低いことは確かである。功罪を比較すればメリットのほうが大きいことからも、婦人科の専門医の間では、特に家系的に乳がんのリスクのない限りホルモン補充療法を受けたほうがよいと考えられているこの方法によって、女性ホルモンのバランスがとれ、更年期特有の症状が現われることなく、しかも若さを保つことができるからである。
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免疫システムを整理してみましょう。

症状は乳房にできるしこりです。
ホルモン状態が正常にコントロールされることで、血中のコレステロールが!
がることもない。更年期障害のさまざまな症状、たとえば、ほてり、寝汗、膣の乾燥といった、閉経にともなう障害を抑えることは以前からわかっていた。また、アメリカで11万人の看護婦を対象に十年間調べた結果では、閉経後のエストロゲン投与で心臓病の発症が半分に抑えられたと報告されている女性ホルモン補充療法はシミ·シワ予防にも効く前述したように、女性ホルモン補充療法の主たる目的やメリットは、更年期障害の症状緩和ではなく、閉経後の健康や若さを維持することにある。閉経後の若さ、健康は、すでにわが国の女性の平均寿命が八十四歳を超えた長寿社会にある今、重要なテーマであるまた、骨粗鬆症は、この節のはじめに述べたように、閉経とともに急速に進んでくる。骨からカルシウムが脱灰し、骨がスカスカになり、家の中で転んだだけで骨折する場合もある。七十歳以上の二五パーセントに圧迫骨折があるとも報告されている。

女性ホルモン補充療法は骨粗鬆症の予防にも有効で、ント減らすことができるといわれている閉経時に服用を開始すると、腰骨の骨折を五〇パーセもちろん、動脈硬化も骨粗鬆症も、閉経後の女性すべてに見られるわけではないが、に進行する人は、女性ホルモンが分泌しなくなったことの影響が大きいと思われるし、遺伝的体質が関係しているとも考えられている閉経後にそれらが急速さらに、その背景にはエストロゲンにはまた、皮膚の老化を抑制し、皮膚の柔軟性を高める効果もある皮膚は表皮、真皮、皮下組織から形成されている。

医師もいるこのよう

治療効果を左右します
エストロゲンは、肌のみずみずしさに関係する皮膚のひょうひコラーゲンとヒアルロン酸を保つ働きがある本来、皮膚にはコラーゲンと、弾力組織であるエラスチン、さらに水分がある。それが四十歳を過ぎる頃からコラーゲンの量が減り始め、閉経を過ぎると急速に減ってくる。表皮も薄くなるため、水分は失われ、カサカサし、シワも増えることになる。つまり、皮膚の新陳代謝が衰えてくる。年をとると顔にシミができてくるが、それは皮膚の新陳代謝が低下してくるためである。シミのもとになるのはメラニンという色素で、メラノサイトという細胞でつくられる。メラニンは、真皮の中にある組織が紫外線などによって破壊されないようにするためのバリアの役目を果たしているんちんたいしゃメラノサイトは皮膚の基底層にあり、つくられたメラニンは、周りの細胞基底細胞に取り込まれ、細胞分裂を繰り返しながら上層に向かい、角質細胞になる。
古くなった角質細胞は垢となって剥がれ落ちる。若い頃は約二十八日の周期で皮膚の新陳代謝が繰り返されるが、肌の回復力が低下すると角質細胞がいっまでも剥がれ落ちずに残り、これがシミとなるわけだ。
閉経を境にエストロゲンの分泌が減少することで、女性の肌から女性らしいみずみずしさが失われていくがホルモン補充療法で補うことで、肌にうるおいやみずみずしさ、若さが保たれる。エストロゲンは、エネルギー代謝を高め、エネルギーのレベルを上げて、皮膚のシワやシミをなくすなど、若々しい外観を取り戻してくれる。また、体内でビタミンEやベータ·カロチンのように老廃物を取り除く働きをするこのように、女性ホルモン補充療法は体の中から若さを保ち、閉経後にも美と健康をもたらしてくれる。

病気になる

症状を和らげてくれる働きをします
もう一つ、若さを保つには、脳の若さの維持も重要であるが、エストロゲンは脳の若さの維持にも効果があるということがわかっている。
一九九九年四月にも、女性ホルモンのエストロゲンが閉経後の女性の脳の老化防止によい影響を及ぼすという研究報告が、米国医師会報に発表されたUSA.TODAY紙によると、この研究は、エール大学の主任研究員、サリー·シェイッツ氏のグルプが発表したもので、四六人の女性に簡単な記憶力テストを行ない、高性能の磁気共鳴診断装置MRIで脳の働きを調べたその結果、平均五十一歳の女性では、エストロゲンを投与されたグループと、偽薬を投与されたグループとの間で、脳の血液の流れに明らかな違いが見られた。エストロゲンを投与された女性の脳は、同様の記憶力テストを受けた若い人の脳と変わらない働きを見せたというのである。
エストロゲンは、アルツハイマー型痴呆の患者の精神活動を高めることや、有効であると、ほかの研究家によっても報告されている。
アルツハイマー型痴呆の予防に南カリフォルニア大学で行なわれた三000人を対象にした調査では、長期間エストロゲンを使用した女性では、使用しない女性よりもアルツハイマー病の発症が四0パーセント少ないと報告されている米国医師会報の記事で、シェイッツ研究員は、「これはすばらしい発見といえる。成熟した大人の脳の働きをまだ変えられるということだから。
今回の研究は、年齢とともに低下する思考力や記憶力を維持させたり回復させたりする研究の第一歩になる」と語っていたジ氏も、「エストロゲンに脳の老化を遅らせる効果や、ワシントン大学医学部研究員、スタンリー·ルツハイマー病を予防する可能性があることを公表すべきだ」
アと述べているわが国でも、アルツハイマー病の女性にエストロゲンを投与する治療も一部で行なわれている。軽度の患者では一時的に症状が改善したり、悪化しなかったりする効果はあるが、年単位で見ていくと、やはり多くのケースで進行してくる。予防としての効果は期待できるだろうが、治療となると難しいようである。ちなみにわが国の研究で、女性ホルモン補充療法は、脳の血流量を増やすことや、アルツハイマー病の危険因子と考えられるアポリポ蛋白の血中濃度の上昇を抑える働きなどがあることが確認されている繰り返すが、女性ホルモン補充療法の意義は、ホルモンのバランスを整えて老化を遅らせることにある。

細胞が特殊化してできています。

年齢的には四十代前半から開始し、十五二十年続けるとよいと考えられている。問題は、一人ひとりが長期間継続して行なえるかどうかにある。わが国ではケースが多い11年は続けても、結局、その後はやめてしまうというアメリカでは一九八二年から一九九二年までの約十年間にエストロゲンを服用する女性の数は倍になり、在では、閉経後の女性のほぼ四分の一がエストロゲンを服用しているといわれている現成長ホルモン療法が脂肪を減らし筋肉を増やす。私たちの体にはさまざまの種類のホルモンがあり、成長や代謝に関係している。
それらのホルモンは、年とともに総体的に分泌が低下し、老化の促進にひと役買っている。
実は、ホルモンの低下が遺伝子DNAのテロメアの短縮に関係しているのではないか、という新しい説がぁる総合ホルモン補充療法を行なっているアメリカのPSLE!
研究所所長のエドムンド·チェイン博士の著書『抗酸化への最先端医療法死と老いへの挑戦』コスモスによれば、ある種のホルモンを補充することによってテロメラーゼの働きを促進することは、同博士たちの研究によって明らかになっている、と書かれているこのある種のホルモン
とは、成長ホルモンのことで、同著では次のように述べられている成長ホルモンがもっとも多くのホルモンを刺激することも知られています。
その相互関係は十分に解明されていませんでしたが、アルバニー医科大学ニューヨークでは、テロメラーゼがホルモンに依存することが議論の余地がないほどに証明されました。
この研究はヒトの子宮内膜細胞を用いてテロメラーゼとホルモンの相互関係について調べたものですが閉経前の女性の正常な子宮内膜組織の100パーセントに強いテロメラーゼ活性が示され、閉経後の女性の正常組織の100パーセントは弱い活性しか示しませんでした要約同書ではまた、こうも述べられている。


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ストレスをやわらげる方法も会得してもらうのです。

神経の難病など

老化といわれる
神経優位の状態から副交感

  • 神経内分泌説
  • 主なものに次のような説があるぶんびつのうかすいたいっしょう若いときはホルモンの分泌が盛んで、とくに脳下垂体ホルモンは種々の末梢ホルモンの分泌にも影響を与える。しかし、年をとるにしたがってホルモンの分泌が低下し、個体は老いていく。

  • 遺伝子説
  • 私たちは生まれながらに特異的な遺伝コードをDNAに持っており、この生物学的時計によって寿命が決まる。つまり、細胞分裂の回数が決まっており、最後には分裂が停止して死に至る。DNAを修復するDNAもあるが、それにも限界があるとする説

  • 活性酸素説
  • 活性酸素が細胞を破壊するという説私たちは酸素を吸い、細胞がこれを使ってエネルギーをつくるが、使ぃきれない酸素が活性酸素となる。もともと、酸素の分子は1個の原子と二個の電子から成っているが、活性酸素は電子を1つしか持たないので、不安定で、何かの物質と結合して安定したがる。それが細胞に付着すると、細胞が破壊されたり、DNA、RNAの合成を低下させたりする

  • 老廃物説
  • ろうはいぶつ細胞分裂の回数は、細胞の出す老廃物により決まってしまうという説胞分裂の回数を少なくしてしまう。

  • ヘイフリックの生物学的時計説
  • 年をとるごとに老廃物がたまり、細レオナルド·ヘイフリック博士が提唱した説各細胞は五〇回しか分裂しないとするもの

  • 胸腺免疫低下説
  • 老化は各細胞内にある生物学的時計によって決まる。

    つまりきょうせん胸骨の上に胸腺がある。胸腺は生まれたときは重さが二〇○S二五0グラムあるが、六十歳を過ぎると111グラムになってしまう。胸腺は免疫機能を保つ作用がある。年をとるとこの免疫能力が低下して死に至るという

  • ミトコンドリアDNA変異説
  • 細胞内にはミトコンドリアがあり、ここではエネルギーをつくっている。
    結合して、この作用を低下させてしまう。そして、細胞の老化が始まる

  • エラー破局説
  • 活性酸素がこのミトコンドリアにたんぱくしつ蛋白質は細胞内で合成されるが、これはDNAの指令を受けて行なわれる。しかし、ときとしてこの指令が突然狂い、蛋白の合成が正確に行なわれないことがあり、それが老化の原因になるというもの

  • 結合組織説
  • ひふけんじんた人間の皮膚や腱、靭帯、骨、軟骨にはコラーゲンファイバー結合組織が十字状に張り巡らされている。

    治療効果漢方

    病気が原因で起こる

    年をとっていくと、この網目状の網目が増えて血管などが圧迫され、栄養は届かなくなり、老廃物は出なくなり、老化が進むという説

  • 自己免疫説
  • 免疫力は生きるために必要なものであり、人間の体にとって異物なものに対して体は抗体をつくる。
    ところが、免疫機構はときには過剰となり、もともと人間の体の内にあるものを異物と間違って認識して抗体をつくり、抗原抗体反応を起こす。これが自己免疫疾患で、それによって老化が進むというもの。

  • カロリー過剰説
  • せっしゅ摂取カロリーは過剰であるよりも制限されたほうが長生きするという説動物実験によって確認されてい

  • 遺伝子変異説
  • 放射線などの影響を受けて遺伝子が変異して老化、

  • テロメア学説
  • がん、死に至るという説染色体の両脇にはテロメアというDNAと蛋白の複合体が帽子のようにかぶさり、染色体を安定させている。

    染色体が分裂するたびに、このテロメアは短くなり、ある回数分裂すると染色体が不安定になり、細胞は自衛のためにそれ以上の分裂をやめる以上、老化のさまざまな説を紹介したが、これらは、どれが正しいとか、どれが間違っているとかということではないさまざまな説を背景に、さらに新たな説が打ち立てられてきたと考えられるテロメア説は、遺伝子説やヘイフリックの生物学的時計説を説明した説であり説や遺伝子説はテロメア説に集約されるトコンドリアDNA変異今日では、冒頭に述べたように、寿命は生まれたときから遺伝子レベルでプログラムされており、さらに、体の内部環境および外部環境でのアクシデントによって変化する、と考えられている。ただし、遺伝子ブログラム説は絶対的なものではない、とも考えられているいかに若さを保ち、健康に長生きするか誕生してから死ぬまでの時間的経過から、<老化>とはこのうち退行期のことをいう成長
    成熟
    退行
    という三人間も含めて、動物の一生は、つの過程に分けられる。そして、最近よく見かけるエイジングとか加齢とかいう言葉は、老化と同義に使われていることが多いが、これらは時間的経過を総称したもので、文字通り齢を重ねていくことである。それが老化の意味で使われているということは、それだけ老化ということが大きな課題になっていることにほかならないだろう。
    その背景には世界的な長寿化の傾向がある。

    健康を支えている

    中でも日本は飛び抜けた長寿を実現しており、人口の四人に一人が六十五歳以上の高齢者という超高齢社会を迎えると予想されている二〇一五年には長寿はめでたいことである。長生きは大昔から人類共通の願いだった。しかし、物事には何事も裏と表がある。すでにわが国では、痴呆老人などの介護を必要とする高齢者のことが社会的な問題になってきている。これは長寿の裏返しで、長寿を実現したからこそ出てきた問題であるといえようちほうなかいくら長生きをしても、ボケたり、寝たきりであっては、長寿も虚しいものとなる。すでに長寿社会が半ば実現しているからこそ、健康長寿のための方法が求められている。さらに言えば、せめて五十代くらいの若さを保ちながら八十代まで生きられれば、老後はまったく違ったものとなるだろう脳の若さが保たれているなら、現役でバリバリ仕事もできもし、八十代になっても五十歳程度の若さと体力、るし、それを老後と呼ぶのには無理が生じる。

    そうしたことから、老化のテーマの一つとして、いかに若さを保ち、かつ健康に長生きするかということが、現在の、そしてこれからの大きな課題としてクローズアップされてきた。そういう社会背景もあって、近年、生命科学分野の研究の進歩が著しく、遺伝子の解明が進む中で、人はなぜ老いるのかという研究が一大テーマとなってきている。
    老化はホメオスタシスのバランスの崩れ体のホメオスタシスのバランスが崩れてく老化を言葉で定義するとどうなるのだろうか。
    るということである。
    一言でいうなら、ホメオスタシスは、恒常性、あるいは恒常性の維持と訳される私たちの体を構成している基本単位は細胞であるが、このうち外界の空気などと直接接触しているのは皮膚ねんまくんや粘膜だけで、他の大部分の細胞は外界から遮断され、細胞外液と呼ばれる液体の中で生活している一方、大部分の細胞の生活環境そのことから、体の外部で私たちを包んでいる生活環境を外部環境といとなっている細胞外液を内部環境と呼んでいる内部環境の条件としては、浸透圧やペーハーpH、電解質ミネラル組成、炭酸ガスと酸素のガス組成などがある。
    細胞に取り込まれないからです。

    病気がある

    これらが常に最適の状態に保たれていてこそ、つまり、内部環境の条件が整っていてこそ、その中で細胞は正常に機能していくことができるのであり、すべての細胞はそうした環境のもと、生きるという目的のために系統立って活動している。
    そして、細胞や細胞によってつくられている器官が、内部環境の恒常性の維持を目的として働くためには個々の細胞や器官の働きを協調、統合して動かすコントロール·システムが必要で、それを担っているのが神経系と内分泌系ホルモン系である(これにもう一つ、免疫系を加える場合もある)。
    こうした体の各細胞や各器官が相互に連絡し、コントロール·システムの働きによって内部環境が保たれていることを、恒常性、つまり、ホメオスタシスというのである。
    私たちが生命を維持していくためには、このホメオスタシスを保つことが必要であるが、何らかの原因によって体内のホメオスタシスが乱されると病気になる。
    そして、その乱れがホメオスタシスを保とうとする自動コントロール·システムホメオスタシス機構の能力範囲内であれば、そのシステムの作用が働いてつしか病気も回復することになる。ところが、年をとるとともにホメオスタシスが崩れていき、次第にコントロールが効かなくなってくる。それが老化であり、さらにコントロールが効かなくなると死に至ることになるつまり、いろいろな意味で体のバランスを整えているシステムが効かなくなっていき、体の機能が次第に悪くなってくることが老化だといえよう。
    ホルモン分泌の低下が老化の一因ホメオスタシスを維持しているメカニズムの一つに内分泌系ホルモン系モンにはさまざまな種類があり、それらの働きは次のようにまとめられる・成長と発育・生殖と美容・環境への適応・エネルギーの生産と貯蔵・情動と知性をつくるがあることは先に述べた。

    検査や画像
    薬によって行われます。

    うつの人にはかなりつらいそのため

    ストレスをためないようホル後で触れるが、老化はホルモン分泌の変化によっても現われる。
    女性の老化を進める大きなきっかけになる。
    女性ホルモンの分泌の変化である閉経は一般的に、ホルモンは年をとるとともに分泌が低下するが、中でも顕著なものにメラトニンがあるメラトニンは、脳にある松果体から分泌されるホルモン。このホルモンの分泌は、昼間、太陽が当たってしょうかたいる間は抑制され、夜、暗くなると盛んになるという特徴があり、関係すると考えられている睡眠と覚醒のリズムを調節する体内時計にちゅうしゅこのことから、アメリカでは、牛の松果体から抽出したものや、時差ボケや不眠症の薬としておおいにもてはやされた。
    化学的につくったメラトニンが、一時アメリカでは、メラトニンはもともと時差ボケの治療に用いられており、がブームになるはるか以前から推測されていた。
    体内時計との関係は、メラトニンそこで、この体内時計に関係する機能をうまく応用すれば人間の老化速度を調節できるのではないか、と考えられたことから研究が進められた。
    その結果、メラトニンには免疫効果を高める、血小板の凝集を抑制する、っしょうばんぜんりつせんコレステロール値を下げる、乳がんや前立腺がんに効果がある、などの発表が相次いだ動物実験によって、寿命を延ばす効果があることも確認されたイタリアのピエル·パオリという研マウスを二つのグループに分け、一方には飲み水に毎晩微量のメラトニンを加え、他方には普通の水また、究者は、を与える実験をしたその結果は、ただの水を飲んだマウスの平均生存日数が七百十五日だったのに対して、メラトニン入りの水を飲んだマウスは平均で八百四十三日も生きた。
    医者にかかる技術

    医師の症例数を公表しているところがある

    つまり、平均寿命が約110パーセントも延びたのであるさらにその後、メラトニンには活性酸素を抑える抗酸化作用があることもわかった。アメリカのライター博らのグループの研究によって、メラトニンはホルモンであると同時に、活性酸素を抑制する抗酸化物質としと報告されたこの抗酸化物質としての力は、主として脂質の分子で構成されている細胞膜と、ても働く、しかも、作用する範囲が広く、非常に強いししっ細胞は、液体成分の細胞質でできている。
    したがって、水溶性の抗酸化物質であるビタミンCは、細胞膜で発生する活性酸素に対抗するには不向きであり、酸化物質であるビタミンEは、細胞質で働くには向いていない。
    脂溶性の抗ところが、メラトニンは水にも脂質にも溶けるというめずらしい特性があり、きる。
    このため、細胞のあらゆる場所で活性酸素に対抗できるのである細胞膜にも細胞質にも存在でさらには、メラトニンには体内の抗酸化酵素の合成を促進する作用もあることがわかっている。つまり、メラトニン自身が抗酸化物質として作用するだけでなく、体内で抗酸化酵素をつくる力を強める働きをも持っているのであるメラトニンは大人より子どものほうが分泌量が多く、はピーク時の半分にまで低下する六歳で最大になり、十六歳頃から減り始め、三十歳でまた、脳下垂体から分泌され、年とともに分泌量が減るホルモンに、成長ホルモンがある。成長ホルモンは体のさまざまな代謝に関係するが、中でも重要なのは、蛋白質の合成と、軟骨発育の促進、脂肪分解作用である。成長ホルモンの分泌は、子どものときに活発で、十八歳頃にピークになり、それ以降は低下していく高齢になると運動をしても筋肉がつきにくかったり、また、食べ過ぎてもいないのに脂肪がつきやすかっりするが、その背景には成長ホルモンの分泌の低下も影響しているののであるこのほか、女性の場合の女性ホルモンほどではないが、男性の場合、男性ホルモンのテストステロンの分泌は十八歳くらいがピークで、その後は次第に低下していく。

    健康に育てられた子供

    医学の専門家

    家に帰ってからわかりにくい点があった場合は、電話やFAXで問い合わせることも次回の診察の時にでも遠慮なくお尋ねください。
    心配なら早めに来院していただくこともできます。
    また病気について理解するためには、疾病別に詳しく取り上げた書籍の記事を見たり、でき、インターネットで情もちろん、わかりに報を検索してみてください。各患者団体の資料を取り寄せてみるなどの方法も有効です。
    くいところは医師や看護師に尋ねてください。
    治療法についても、これらの情報を参考に、医師と納得がいくまで相談し、自分で治療法を選ぶことが大事です。
    日本では、あまりに病院がこみ合いすぎているために、残念ながらインフォームド·コンセントが十分にとれていないケースもあるようです。ぜひ患者さんが主体となって、よく調べ、よく考え、医師から十分な説明を受けましょう。治療に複数の選択肢があって悩むようならば、セカンドオピニオンを求めるなどの方法もあります。

    女性外来は女性のための保健室

    女性外来を始めるまで私が銀座に女性のためのクリニックを開いて四年になります。
    「女性のために役に立つ仕事をしたい」と思い始めてから三〇年、たと、つくづく嬉しく感じるこの頃です。
    やっと本当にやりたかった仕事を始められ私が医学部を卒業した当時は、女性の心身を総合的に診る医療というものが、まだ日本では行われていませんでした。そのため、女性のために直接役に立つ仕事ができる職場として産婦人科を選びました。産婦人科医療の現場はまさに百戦錬磨の修業の場で、あっという間に一五年が過ぎました。
    再び「女性のための総合医療を実現したい」と思ったのは、一九九七年に「性と健康を考える女性専門家の会」の発足に携わったことがきっかけです。この会での活動を通じて多くの女性たちと知り合いました。

    治療できます。認知症がパーキンソン病とはっきり異なる点そして、女性の体をトータルに診ていく医療を実現させるためには、医師である私のほうから、一般の女性に対して働きかけていく必要を強く感じるようになったのです。
    低用量ピルが認可された一九九九年には、正しいピルの知識や情報を提供したいと、四人の産婦人科医が中心となってオーキッドクラブを始めました。そして、インターネットのサイトで婦人科疾患に関する悩みや質問を受け付けるようにしました。現在、このHPは月に五〇万件ものアクセスがあり、オンライン外来として七年間も活用されています。ここで取り上げられるさまざまな症状についてバーチャル受診して、その後はじめて婦人科の門を叩けるようになる女性も多いようです。
    また、実際の診療の場所も作るように努力してきました。「どんなことでも気軽に相談に来てください」と呼びかけ、今までどの科にかかればいいのかわからなかった女性のための受診窓口を作るようにしたのです。

    そこで患者さんの悩みを聞く総合カウンセリングを行い、チーム医療へとつないでいくシステムを作り出すことができました。
    二00一年に開設した「女性のための生涯医療センターViVi」では、開設当初から予約の電話が鳴りやまず、あっという間に予約でいっぱいになりました。予想以上の反響の大きさに、多くの女性がさまざまな症状を抱えて悩んでいることに改めて気づかされました。そして、女性が気軽に受診できる医療機関の必要性を痛感したのです。

     

    薬を守っています

    二00二年には、専門の違う十数人の女性医師やカウンセラーが協力して、女性のこころと体をトータルに診療していく体制を整えました。東京都大田区池上の7ギア·ウィメンズクリニックです。そしてその後銀座に、女性たちのための総合的な健康相談窓口として、「ウィミンズ·ウェルネス銀座クリニック」を開いたのです。現在、このクリニックには、月に三000名以上の女性たちが、健康相談や女性検診に訪れます。婦人科のみならず、内科、心療内科、乳腺外科、泌尿器科など二五名以上の女性医師たちと、カウンセラー、アロマセラピストや鍼灸師、放射線技師などが協力し合って、トータルな女性医療の実現のために力を合わせているのです。しんきゅう女性医療のガイドラインを作りたい私も微力ながら女性外来の開設に尽力してきましたし、多くの医師たちの賛同も得て、最近では全国に女性外来が開設されるようになってきました。しかし、私のこころのなかには一つの危惧がありました。
    というのは、日本ではまだ患者の視点に立った女性のための総合医療の理念も、女性外来診療のガイドラインも整備されていないからです。女性外来には、実にさまざまな症状や病気を抱えた人たちが訪れます。自分の専門の科目だけではなく、他の科の協力が必要なケースも多くあります。幸い、私のこれまで関わった施設では、数人の女性医師やカウンセラー、看護師、薬剤師などが常に協力し合って、トータルに女性を診ていくシステムを作り上げてきました。
    しかし、日本にある女性外来のすべてがこのように恵まれた状態ではないのです。「女性外来だから、女性の医師にまかせておけばいい」と誤解され、看板だけは掲げたものの、他の科との連携や他施設とのネットワークもないまま、女性医師がたった一人で孤軍奮闘しているところも多いのです。
    女性外来に携わる女性医師たちと会うたびに、「自分たちの持っている情報や経験を、他で女性診療にあたっている人たちと共有して検討し、女性のための医療の理念やガイドラインを確立させなければ」と強く感じるようになりました。そして、これは私一人だけではなく、各地で女性外来に携わる女性医師たちの多くが同じように感じ、連携を希望しているということがわかってきました。
    そこで、私は「同じような立場にいる医師たちで手を結んで、一緒にできることはないかしら?」と数人の女性医師たちと手紙やメールでやりとりをしつつ、忙しい診療の合間を縫って会って話し合いました。薬として開発されたのがアリセプトです。そして、科を超え、職域を超え、性別を超えて連携し合うことによって、よりよい女性のための総合医療の実現を目指そうと女性医療ネットワークを二00三年七月に立ち上げたのです。
    設立にあたっては、発起人の皆で話し合って次のような五つの視点を持って活動していこうと決めました。
    ・臨床医としての視点
    ・医療消費者としての視点
    ・ジェンダーに配慮した視点
    ・科学者としての視点
    ・友人としての視点
    これはネットワーク設立にあたって皆で話し合うなかで、忘れないで持ち続けたいと誓ったことをまとめたものです。
    理想とする医療についての考えを出し合った結果患者である女性自身が主人公になれる医療やケアシステムを、います。これからもみんなで作って行きたいと考えて女性外来に関する本(『女性外来が変える日本の医療』築地書館)を書いた二0011年秋の段階では、このようなネットワーク設立までにあと三年はかかるだろうと思っていました。それがわずか1年のうちに実現することとなり、全国の医師やそれを支援する女性たちの熱意とパワーに驚いているところです。現在では、四カ月毎に実際の現場での症例を中心とした勉強会を行い、女性の健康問題に関する課題や診療方法について検討を重ねています。そして、二00六年二月には、女性の体をトータルに診ていく女性医療のガイドライン(『女性外来診療指針ハンドブック』)を作り、全国1100名以上の会員に配布しました。
    全国どこにいても同じように、安心して女性外来にかかれるような環境を整えるのが大きな目標の一つです。私たちは、女性外来を一時の流行に終わらせることなく、医療制度として確立していきたいと願っています。
    本当に女性たちの健康と幸福に貢献できるようななぜなら、それは単に女性のためのみならず、幼児から高齢者まで、していくための第一歩となると信じているからです。
    一人ひとりに真に豊かな医療を実現か体の声に耳をすませてみよう私が目指す女性外来は、女性たちの保健室。今までは「病院に行くのは、体が辛くてどうしようもなくなった時だけ」と考えている人が多かったのではないでしょうか。しかしこれからは、保健室のような感覚で、ちょっと調子が悪い時や不安な時に、気軽にドアをノックしてもらえたら……と思っています。

      1. 治療を続けなくてはなりません。
      1. 免疫システムの反応を助ける赤血球をつくるのを助けるなど
      1. 薬を中心

    健康という

    たとえば、月経痛がひどいとか「やる気が起きず、に来ていただけたらと思っているのです。
    毎日が憂うつ」
    といった場合でも、遠慮せずに相談月経痛は、低用量ピルや漢方薬を上手に利用することによって痛みが半減し、心身の負担を少なくすることができます。また、さまざまなストレスから起こる不調は、心理カウンセリングを受けたり、症状を和らげる薬を服用したりすることによって、楽になることも多いのです。更年期のために起こるさまざまな症状についても、女性外来では総合的に考えていくことが可能です。いろいろな専門家や医療施設とネットワークを作っていますので、どの科に行こうかと迷っている場合など、安心して受診していただけると思います。

    今までは、月経の痛みや更年期の不調は、女性ならば仕方がないもの、我慢すべきものと考えられていました。しかし、もうそのような古い価値観から解放され、自分のこころと体が求めていることに、もっと耳をす。ませてみませんか。自分の心身の発するSOSのサインに気づき、自分をいたわり、癒し、元気にしてあげてはいかがでしょう私のクリニックは銀座にあるため、二0s四0代の働く女性が多いのですが、受診される年齢は一0S八。
    代と実にさまざまです。なかには親子三代で検診を受けたあと、銀座で買い物をしたり、映画や食事を楽しんだりする方もいらっしゃいます。ご自分の誕生日に検診を受けるために上京したという方からは、「検診を受けたあと、今日は一流ホテルに泊まって、ゆっくりとおいしい食事をいただく予定です」という話を聞き、何だか私まで嬉しくなったこともありました。
    こういうちょっとした喜びや幸せを感じる機会を自分から積極的に作ることは大切です。同じ病気を抱えている場合でも、医師に言われるままに治療を受けているだけの人と、積極的に自分から必要な情報を集めて主体的に治療をしようという人とでは、結果に大きな違いが出てくるように思うのです。
    薬局で普通に購入できるものがある。

    薬や睡眠導入剤を常用する人がいます

    何でも相談できる、豊富な知識と経験を持った医師と二人三脚で病気と付き合っていければ、あっても病気の進行を遅らせるほどの力となるのではないでしょうか。
    たとえガンで私たち医師は、いつも最新の情報を集め、最良の医療ができるように勉強を続けています。ですから病気になってしまった場合は、そういう医師たちの力を上手に利用して、一日でも早く元気になっていただきたいと思います。またこれからは、病気を治療するだけでなく、日頃から体の声に耳をすませ、上手に心身をケアしていく時代になると思います。自分のこころや体とうまくコミュニケーションしながら、心身ともに健康で生き生きと暮らす、そういう生き方を自分で選び取ることができる時代になっているのです。がんばれることとがんばれないこと二一世紀を迎え、女性をとりまく環境は刻々と変化しています。
    平均結婚年齢が上がり、結婚しない女性も増えています。
    子どもを産んでも産まなくても、生涯を通じて仕事をしていくというライフスタイルを選ぶ女性が、今後ますます増えていくことは間違いないでしょう。また、平均寿命が延び、閉経後も三〇年以上ある長い人生を生きることになって、これからさまざまな問題も生まれてくるでしょう。
    日本経済もようやく回復のきざしを見せていますが、女性の雇用はパートや派遣に集約され、不安定です。たとえ正社員であってもサービス残業の常態化など非常にハードな環境で仕事をしている女性も少なくありません。


    認知症がパーキンソン病とはっきり異なる点 医学の専門家 医学の専門家

    医者にかかる技術

    細胞に取り込まれないからです。

    そのため、自律神経失調症、更年期障害メニエール病などと診断されることもあります。一般的な治療では症状が改善しない場合、抗うつ剤が効きますので、精神科や心療内科、あるいは女性外来を受診してください。
    ころと体の状態によって、身体因性うつ病
    心因性うつ病
    内因性うつ病
    に分けられままた、出社拒否症昇進うつ病リストラうつ病錆びつき症候群空の巣症候群「スーパーウーマン症候群」荷おろしうつ病などは、軽症うつ病と呼ばれるもので、最近大変増えています。軽症うつ病は、病気と健康の境界線上にいるような状態が長く続きます。うつ病の程度は軽いのですが自殺する気力と体力が残っているために、より危険な場合もあります。早期に発見して正しい治療を行えば比較的早く回復できます。
    後ほど紹介するストレス度チェック表などを参考にして、気になる時は早めに受診してくださいこの軽症うつ病は、仮面うつ病と同じく、身体的な症状がある場合が多いので、これらのサインを見逃さないことが大事です。また、本人よりも家族や周囲のほうが症状に気づきやすいこともあるようです。
    うつ病と診断された場合は、まずは休養をとることです。うつ病はこころのエネルギー切れの状態なのです。できれば仕事や家事などから一切手を引いて、心身の疲れをとります。場合によっては休職も選択肢の一つです。併せて薬物療法を開始します。うつ病は脳内伝達物質の機能障害があると考えられるため、脳内物質の機能を保ち、働きを回復するための抗うつ剤を飲みます。セロトニンなど同時にカウンセリングを受けて、ゆっくりと悩みを聞いてもらいましょう。

    細胞が成長する医学の専門家四五六〇歳の女性のうつ状態は、エストロゲンの低下による更年期うつの可能性がありますので、まうつ病が考えられるので、ずはHRTをお勧めします。三カ月たってもよくならない場合は、科に相談し、抗うつ剤などを併用します。
    精神科や心療内うつ病の治療には、選びましょう医者との相性が大事です。
    医師との間に信頼関係が築けるような、自分に合った医師をまた、家族の何気ない言葉や態度が患者を追い詰めてしまうこともあります。

    家族はうつ病をよく理解して、患者がゆっくり静養できる環境を整えましょう特に励ましや叱責は禁句です。通常は定期的に通院して治療を行いますが、したほうがよいこともあります。
    重症の場合や身体の衰弱が激しい場合は入院して治療に専念自己免疫疾患免疫とは、身体に入ってきた細菌やウィルスなどの有害な物質抗原に対して、身体を守るシステムのことをいいます。免疫システムには、抗体(抗原にくっついて抗原が破壊されやすいように働く)と、抗原に感作されたリンパ球(特定の抗原を破壊するように特殊化した白血球)の二つがあります。
    かん免疫系の働きは、ホルモン分泌などをつかさどる内分泌系、ストレスなどに影響を受けやすい自律神経系とも連動して働いています。そのために、このいずれかが不安定になると、他の系統も影響を受けて不安定になってしまうのです。

     

    ホルモンの分泌もなくなるので再発の心配もありません。

    女性はもともとホルモン変動が大きいので、女性ホルモンの動きにストレスが重なると免疫系もダメージを受けやすいと考えられます。
    自己免疫疾患は、この免疫システムが異常に作動して、自分の体の組織を攻撃するために起こる病気です。
    ホルモンやストレスなど、何らかの刺激がきっかけになって自分の組織抗原を攻撃する抗体を産生し、標的となる臓器に炎症を起こします。
    自分の体に対する抗体自己抗体を作り出したり、自己免疫の異常で攻撃されたりする組織や臓器は、血液、血管、結合組織、甲状腺や膵臓のような内分泌腺、筋肉、関節、皮膚などです。
    これらのいずれかが侵されることもあれば、同時に全身的に複数の組織や臓器が侵されることもあります。全身的な自己免疫疾患を膠原病といいます。女性に多い自己免疫疾患には、橋本病、ト-デスSLE、シェーグレン症候群、特発性血小板減少性紫斑病、慢性関節リウマチ、抗リン脂質抗体症候群などがあります。
    全身性エリテマ症状は病気によってさまざまですが、疲れやすい、めまい、倦怠感、微熱などの症状がよく見られます。女性外来あるいは膠原病内科、内分泌内科で、甲状腺ホルモンの測定、血小板検査、好酸球数の検査などを行い、病気を診断します。
    ステロイド剤や免疫抑制剤などの薬物療法を行う自己免疫疾患の治療には、ことがあります。
    生活を管理していくとともに、のどぼとけ甲状腺気管リウマチ性疾患リウマチとは、狭い意味では関節リウマチや慢性関節炎などの関節の障害を指しますが、自己免疫疾患の一つであり、全身の結合組織病である全身性エリテマトーデスSLEやベーチェット病などの膠原病もリウマチ性疾患に含まれることがあります。
    ストレスを解消しようとするのです慢性関節リウマチの場合は、血液検査の他にリウマチ因子の検査を行い、同時に線検査やMRIなどを行って、関節や骨の状態を調べます。
    関節痛や関節痛を起こすその他の膠原病が疑われる場合は、織適合性抗原などの検査をして診断します。
    抗核抗体検査、補体や免疫複合物、ヒト主要組治療は、症状に応じての対症療法が行われ、抗リウマチ剤、非ステロイド薬、ステロイド薬、免疫抑制剤などの薬物療法が中心となります。低用量ピルを内服している人や、HRTを行っている女性には、関節リウマチが少ないことがわかっています。
    カーチ->《甲状腺》甲状腺疾患甲状腺は、首前側ののどぼとけのすぐ下にあり、蝶が羽を広げたような形をしています。
    正常な甲状腺は柔らかく、小さくて薄いのですが、病気のために腫れたり、固くなると、手で触ってよくわかるようになり、さらに大きくなると、見ただけで腫れがわかるようになります。
    甲状腺は、体のさまざまな器官の働きを高め、新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌しています。この甲状腺に対する自己抗体ができることによって、甲状腺に炎症が起きたり組織が刺激され、甲状腺ホルモンの量が過剰になったり減少してしまったりして起こるのが甲状腺疾患です。ですから、自己免疫の異常がその背景にあり、女性に多い病気なのです。
    甲状腺疾患は、首の腫れ、動悸、むくみ、倦怠感など、に考えてしまうと、他の病気と間違えられることも多く、ません。
    さまざまな症状が現れますが、特に男性と同じよう甲状腺の異常に気づくのが遅れる場合も少なくあり甲状腺の検査は、会社や自治体などで行われる集団検診(主に働く男性の健康に着目して行われてきた検査)では、検査項目に含まれていません。女性に大変多く起こる成人女性の八人に1人病気なので、若い頃から定期的に甲状腺ホルモン、甲状腺刺激ホルモンを血液検査で調べ、同時に自己免疫異常がないか自己抗体検査も受けておきましょう。

      1. うつ状態は軽くなります。
      1. 認知療法は万能ではないのです。
      1. ホルモンの働きがだんだん落ちていく更年期

    細胞にかなり坂道を転げ落ちるように進む

    甲状腺疾患には、甲状腺ホルモンが過剰になる甲状腺機能亢進症主な疾患はバセドウ病と、減少する甲状腺機能低下症主な疾患は橋本病があります。どちらかというと、亢進症は二三0代の若い女性に多く、低下症は年齢が高くなってから発症しますが、自己免疫の異常を起こしていることは同じで、経過中に交代することもあります。若い女性の月経不順や、五0代女性の更年期症状がホルモン治療で改善しない場合などは、甲状腺の異常を疑って検査を受けてみましょう。
    甲状腺疾患は甲状腺ホルモンを適切な値に保つための治療が中心になります。先に述べた検査だけではなく必要に応じて放射性ヨード検査やエコー検査、コレステロール値の検査などをし、ホルモンの状態に応じて薬物療法を行うのが一般的です。
    薬剤で治療困難な亢進症の場合は、手術療法やアイソトープ療法などの方法をとることもあります。
    糖尿病糖尿病は、膵臓で作り出されるインスリンの作用がうまくいかず、細胞がエネルギーを取り込んで代謝することができなくなる恐ろしい病気です。細胞は糖などのエネルギーを取り込むことができなければ生きていくことができません。インスリンは細胞へ糖を取り込ませるのですが、その作用が低下するということは、膵臓で作り出されるインスリンの量が少なくなったり、インスリンが働く場所である細胞の感受性が悪くなったりするという両方の原因が考えられます。
    症状を悪化させる要因になります。

    治療の基本になります。

    月月このようなインスリン不足は、遺伝、肥満、加齢の他、不規則でストレスの多い生活習慣が原因でも起こるようです。このため、糖尿病は、現代社会が作り出した生活習慣病といわれています。糖尿病は初期の自覚症状がほとんどないため、医療機関で治療を受けている人よりも気がつかないまま生活している糖尿病患者がはるかに多いのではないかと考えられています。
    しかし、糖尿病は、放置するとさまざまな合併症を起こして、生活に支障をきたします。のどが渇く、頻尿体のかゆみ、倦怠感、体重が減るなどの症状が出る頃には、糖の代謝障害(細胞が糖を取り込めなくなるので、せっかく摂ったエネルギーが血液中に余る)を起こして血糖値がかなり高くなって血管に障害を起こし始めるのです。また、神経障害や網膜症、腎機能の低下、壊疽など神経や血行障害による合併症を起こしやすくなります。
    えそ糖尿病の診断には血液検査をして血糖値を測る他、ブドウ糖負荷試験を行って確定診断を行います。糖尿病の治療には、血液中にあふれた糖を細胞に取り込ませ、血糖値を高くしないようコントロールするとが基本となります。
    具体的には、食事療法、運動療法、薬物療法、インスリン療法を行います。中途半端な知識や治療では、血糖値を保つことはできません。しっかりとした指導を受け、食生活や生活習慣をコントロールする意思の強さが必要です。
    女性が妊娠糖尿病になると、母子双方に悪影響があります。リスクの高い妊婦(肥満、父母の糖尿病、巨大児で生まれた)は、かなり厳密に血糖コントロールをしてから妊娠しないと、先天奇形、巨大児、胎児発育遅延、胎児仮死や死亡などのトラブルが発生します。また、妊娠高血圧や腎症、網膜症を起こします。
    アルツハイマー病日本女性は世界一の長寿となり、認知症が大きな社会問題の一つとなってきました。
    が障害を受けるために起こる病気です。高齢になると、誰でも記憶力が低下しますが、けではなく、知能障害も起こって、日常生活に支障をきたすようになります。
    認知症は、脳神経細胞認知症では記憶能力だ高齢者の認知症には、脳血管の動脈硬化から起こる脳血管障害の他、アルツハイマー病がよく知られていまアルツハイマー病は、脳組織に異常が起こる病気で、脳組織にアミロイドβ蛋白が沈着して起こる老人斑と神経原線維変化によって発症します。記憶障害の他に、認知障害や人格障害を起こすのが特徴です。体験そのものを忘れてしまう記憶障害や問題解決能力、適応能力、判断力などが失われる認知障害、怒りっぽくなったり、子どもっぽくなったり、無関心になったりといった人格障害が起こります。


    医学の専門家 ストレスをやわらげる方法も会得してもらうのです。 埼玉県で産婦人科に通っている

    うつになる因子を常に抱えています。

    頭痛がしたりする場合

    病気で長く寝込むことがあって
    ホルモンの流れです。

    社会的にも弱い立場にある女性は、弱音を吐けばやめるしかないという非常に厳しい環境に置かれています。「これでは出産や育児などとの両立ができるわけがない」と悲観的になっている女性も多くいます。
    私たち医師は、そういう女性たちの悩みを受け止め、健康の保持や病気の治療に最善を尽くしたいと思います。同時に現代社会の問題点をはっきりと見据えつつ、医療の場を超えてさまざまな人たちとネットワークを作りながら、女性を支える仕事をしていかなければならないと考えています。
    具体的には、患者さんの状態に応じて、メンタルケアや食事·運動等のアドバイスをしたり、鍼灸や気功アロマテラピーなどの代替医療を紹介したりすることも一つの方法です。また、会社の産業医と連絡をとったり、適切な診断書を書くなど、女性の健康を支えるためのさまざまな対応がとれればと考えています。

    体はこころに正直に反応します。がんばれないことはがんばれないと言わなければ、現れます。そういう時には無理をせず、気軽に女性外来に相談に来てください。
    体には何らかの症状がまずは共感することから最近私のもとを訪れた1110代後半の女性は、「目がグルグル回って、動悸がして、頭痛はひどいし、るくて仕方がないんです。月経も不順だし、私はもう更年期じゃないでしょうか?」と訴えました。
    体がだ早速ホルモンの状態などを調べてみましたが、特別問題はありません。

    うつになる因子を常に抱えています。

    ガンを発生させることが多いため

    の症状は、上司が替わったことがきっかけに出てきたようでした。
    よくよく話を聞いてみると、これら彼女はキャリアも長く、優秀な女性です。前の上司は彼女を信頼して仕事をまかせてくれたし、意見も聞いてくれたそうです。しかし、新しい上司は、彼女に補助的な仕事しかやらせてくれないし、彼女を無視し、重要なことは男性の部下だけ集めて相談しているというのです。そんなことは気にしない気にしないと思っていたそうですが、体がいうことをきかなくなってしまったようでした。
    「あなたにはホルモンの力がちゃんとあるけれど、精神的なストレスがあって、ホルモンの力が発揮できなくなっているだけ。我慢しちゃだめ。問題はそこにあるのよ。だからそんな上司に負けるな!」
    と応援しました。彼女はこのひと言でほっと肩の荷が下りたような表情になりました。

    状も改善されてきています。
    その後、最近では症ある仕事を始めたばかりの10代前半の女性は、男性社員から女は頼りにならないとか女はダメだと毎日のように言われ続け、「生理の前になるとイライラして、何が何だかわからなくなり、仕事をしながら涙がボロボロ出てくる」と相談に来ました。
    大学時代までは、そのようなことを言われたことはまったくなかったそうで、希望に燃えて入社したそうです。ところが会社はいまだに男性中心で、女性が正当に能力を認められたり実力を発揮したりする場は少なく。このような苦しさや無力感を抱えている女性が、今本当に多いのです。サポート的な仕事しかできないこういう相談を受けた時、私は「その男は本当にイヤなヤツだね。そんな男なんか最低!」
    と、一緒になって怒ります。
    事だと思っています。
    そうやって悩みを共有して共感し合い、彼女をサポートしてあげるのが私の仕彼女の症状はPMS月経前症候群だとすぐに診断できたので、低用量ピルや漢方薬、軽い安定剤などす。ぐに楽になれる方法があることを提示し、彼女が自分で治療法を選ぶのをサポートしました。同時に、カウンセリングも受けてもらって、精神的なフォローもしていくようなかたちで診療を勧めたところ、二三カ月後にはすっかり明るさを取り戻しました。
    また、特に小さなお子さんを育てている女性にもPMSは多いのですが、家事や育児に明け暮れ、仕事を持っていればなおさらのこと、自分の体のことは後回しになりがちです。とことん症状がひどくなるまで病院に行かないということも、現実には多いのではないでしょうか。

    認知症の最大の特徴は幻視です

    レディファーストの国アメリカでさえ、家事·育児に追われる女性はいつも自分のことが後回しになって、医療機関にアクセスするのがどうしても遅くなると聞きます。女性はme-lastだという言葉もあるほどなのです。また、アメリカでは日本のようにすべての人が同じ保険で医療費を保障されるわけではないので、個人でお金を払って医療保険に入ります。つまり、収入のない女性のなかには、医療保険に入っていない、あるいは安い保険の人も多く、十分な治療を受けられないこともあると聞きましたこのように、男性はなかなか気づかない、女性だけが抱えている問題や悩み·ストレスが現実には存在することを、まず認識することが大事です。それが性差医療の始まりです。
    まずは共感して、精神的なサポートをしつつ、病気を治療していかなければならないと私は考えています。健康は自分の手でつかみ取るもの医師は、患者さんの体に現れたさまざまな症状を診断して薬を処方するだけではなく、患者さんの話をよく聞くことが何よりも大事です。
    そのために、患者さんが話をしやすいように、プライバシーの保てる明るいインテリアの診察室を設け、ゆったりとした雰囲気を作るようにつとめています。
    患者さんとの話のなかで、医師はそのような症状が現れたバックグラウンドや原因などを理解しなければなりません。患者さんのなかにたまっていた悩みや苦しみをきちんと受け止めることが何よりも大事です。医師と患者は、治療を行う側とそれを受ける側というような関係ではなく、問題点を明らかにし、それに対処していく仲間として同じ目線で考えることが大切です。
    そして、患者さん自身が治療の主役となって、師は、専門家としていくつかの治療法を提示し、そんな関係を目指しています。
    考えて決めていこうとすることが何よりも大切で、私たち医患者さんが自分で治療法を選択できるようにサポートする同時に、病気の診断や治療だけではなく、女性の一生を通じての心身の健康や病気の予防、よりよい社会生活を営んでいくためのQOLクオリティ·オブ·ライフの維持を積極的に支援することも大事です。
    健康に過ごすことはできなかったと思います。

    薬など飲まなくて

    これは女性外来で診療する私たちの仕事だと考えています。
    欧米のように、日本の女性たちも、小児科を卒業する思春期の頃から、定期的に女性検診を受けるような習慣を、ぜひ身につけていただきたいと思います。そして何かあれば、いつでも気軽に相談に行ける、かかりつけ医をぜひ見つけてください。
    健康ということは、決して検査結果で測れるものではありませんし、らうようなものでもありません。
    家族や会社や医療関係者に管理しても精神的にも肉体的にも社会的にも一人の人間として自信を持って暮らすことができ、てはじめて、本当に健康だといえるのではないでしょうか。
    尊厳ある生き方ができ医師であると同時に一人の女性として、そういうお手伝いができればと思っています。

    老化のメカニズムはここまでわかった!!

    百二十歳に迫れるか、超えられるかんしこうて秦の始皇帝の時代から、不老長寿は人類の夢だった。当時はもっぱら、天然自然の草木などに不老長寿薬を求めた。人の寿命が有限であることはわかりきっているが、いったい何歳まで生きられるのだろうか寿命とは、人間や動物が何歳まで生きるかということで、つまり、一人ひとりが生きた年数を表わしている。
    社会的、または医学的な意味での寿命には、最大寿命限界寿命ともいうと平均寿命がある。最大寿命は人間あるいは動物の中でいちばん長生きした年数であり、平均寿命は人間あるいは動物の集団が平均してどのくらい生きられるかを表わす。日本人の平均寿命は、女性が八十四.○1歳で、男性が七十七.一六歳一九九八年。ちなみに、前年を0·一九歳上回ったものの、男性は前年を0.0三歳下回った。

    動脈硬化から起こる脳血管障害の他
    治療最近

    腰痛症といい

    薬物療法で幻聴は消えそれはともかくとして、戦後、の平均寿命は著しく延びて世界一になっ女性は日本人一九九九年九月に厚生省が発表した全国高齢者名簿で、全国の百歳以上の高齢者は1万1111四六人で過去最高を更新したことがわかった。初めて1万人を突破した九八年よりも11八八人増えている。長寿日本1は、九十九年九月に百十11歳になった鹿児島の女性、本郷かまとさん。
    ちなみに、人口10万人あたりの百歳以上の人数は全国平均で八·九七人で、都道府県別で多いのは、1沖縄二八.0六人、2.高知二五.九九人、3·島根1111.一九人の順。逆に少ないのは、1.埼玉三·八六人、2.愛知五.三一人、3.大阪五·四二人の順となっている。沖縄は一九九○年以降、トップが続いている。
    長寿者の割合は、九州、四国、中国地方が比較的高く、酉高東低の傾向にあるただし、国際的に比較すると、人口10万人あたりの割合は、、一、二人、3.スウェーデン10-1人でいずれも九七年の統計、百歳以上に限れば必ずしもトップクラスとはいえないアメリカ1111.四人、2.フランス1わが国は平均寿命は世界一であるが、人はいったい何歳まで生きられるのだろうか。世界で最も長生きした人は何歳だったのか。『ギネスブック』に認定された長寿の世界記録は、南フランスのアルルに住んでいたジャンヌ·カルマンさんで、一九九七年に百二十二歳で亡くなっている。
    わが国では百歳以上の長寿者は増えてきているが、最長寿者の年齢となると百十歳前後を推移して、それ以上には上がっていない。一九九八年の時点でも、最長寿者の年齢は百十四歳だった。つまり、百歳以上の長寿者の総数は増えても、個人記録は百十五歳を超えられないでいる。
    細胞が死んでしまい

    ストレスがたまるとイライラする

    このことや、また、さまざまのデータからヒトの最大寿命は百二十歳くらいと考えられているこのように、限りがある命であるが、遺伝子の研究が進むにつれ、新事実が次々と解明されようとしている命や寿命について細胞や遺伝子レベルでこうそその象徴が、命を刻む時計といわれるテロメアと、それに関係する酵素のテロメラーゼの発見である。遺伝子DNAの端にあるテロメアという部分は、細胞が分裂するたびに短くなり、テロメアが短くなっていくということは、細胞が老化していることを表わしていると考えられているアメリカで、このテロメアを長くすることに実験で成功したとの報道がなされ、ない、との見解が発表されるや、長寿論争がいっきにブレイクした。
    最大寿命は二百歳も夢では最大寿命は延ばすことができるのか。また、平均寿命を延ばすことができるのか。さらには、たんに長生きするのではなく、若さを、たとえば五十歳くらいの若さを保ちながら、八十歳、九十歳と生きられるのかそういった希望が、最先端の研究の中に見えようとしている。
    もし、遺伝子レベルで不老長寿の薬が開発され、自分の意思で寿命が選択できる時代がくるとすれば、人生そのものが変わってくるだろう。実現すればぜひ恩恵をこうむりたいという人もいれば、まで長生きはしたくない、自然にまかせて老いるほうがよいという人もいるだろうそういう薬に頼って科学が進歩すると、人々の寿命や生命に対する考え方自体が変わってくるかもしれない。
    また、先端医療技術に関しては、倫理的な問題もはらんでいる。とはいえ、長寿への道筋が拓かれてきたことは確かである老化のメカニズム人はなぜ、老化し、死に至るのだろうか。
    それが解明されるには、近代科学の発達まで待たなければならなかった。
    老化のメカニズムに関する学説が生まれてきたのは、せいぜい過去百数十年のことである老化のメカニズムにはいろいろな説があるが、大きく分けると次の二つがある1寿命は生まれたときからプログラムされている。
    2個体の内部環境および外部環境でのアクシデントにより寿命が決まる。たとえば、伝子DNAが傷つくことがこれにあたる。
    活性酸素によって遺これまで、老化についてはさまざまな仮説が立てられてきた。

    薬には功罪あるのです

    薬が著効を発揮しなければ実現できるものではありません。

    うつになっているのです。
    アレルギー性鼻炎

    また、男性ホルモンと女性ホルモンのもとになるDHEAという物質の分泌も二十歳頃を境に落ちていく。
    このように、ホルモンの分泌の低下によって、末梢の細胞の機能が低下していく。そして、生活環境や生活習慣ライフ·スタイルによってその機能が落ちる速度を遅くしているような人では老化が遅らせられているであろうし、逆の場合では老化を早めていると考えられる私たちの体ではこのようにさまざまな種類のホルモンが分泌されているが、総体的に年をとるとともに分泌は低下し、体全体のホルモン·バランスが崩れてくる。そのことが老化ともいえるさらには、内分泌系は、神経系とも関係が深く、お互いに影響し合う。狭義のホルモンは内分泌系統を指す。が、今日では、神経系や免疫系も含めて広義のホルモンと解釈する考え方が生まれてきた。
    ホメオスタシスの機構に免疫系を加える考え方があるのもこのためであるこれらホメオスタシスの機構のうち、神経系では神経伝達物質が重要な働きをしている。神経伝達物質はストレスや病気などの内外の変化を体が受けたとき、その情報を神経細胞から神経細胞へと素早く伝える物質のことである。最近は脳の研究が進み、脳内にたくさんの神経伝達物質が発見されてきた免疫系は、免疫のシステムの一環として働く免疫物質のことで、インターフェロンがある。
    免疫細胞から分泌される。
    代表的なものにこれら三つの系統はそれぞれ独立して働くものと考えられていたが、現在では、ホメオスタシスの従来は、情報伝達のために相互に働き、ンスが崩れることによっても、影響し合うことがわかってきた。これらのシステムの働きが低下した体調を崩したり、病気にかかりやすくなったり、老化が進むことになるフ生活習慣の改善で老化は遅らせられるでは、老化は具体的に体にどう現われてくるのか。いくつか例を挙げてみよう。まず、血管。年をとると起こしやすい病気に、血管の老化といわれる動脈硬化がある。
    症状不正出血があ

    医学レベル

    これは動脈の壁が厚くなることによって起きるがなぜ厚くなるのだろうか体には、どこかが傷つくと自ら修復しようとする働きがある。たとえば、がん細胞というのは、細胞の中にあってその細胞の働きがプログラミングされているDNAが傷つくことによって細胞が突然変異を起こしたものであるが、このDNAの傷も平常では自ら補修されている。つまり、体は自ら補修を繰り返しながら生きているのである血管もまた同じで、血管は血流によって常に少しずつ傷ついている。これも自動的に補修されるが、その補修を繰り返すうちに血管壁が少しずつ厚くなっていくのである。つまり、補修を繰り返すうちに体は少しずつ変化していくこの変化が老化の一つでもある。そして、この補修の能力も年をとるにつれて落ちていき、かるようになる。高齢者の手術後の回復が若いときに比べて遅いのは、そのためである補修に時間がか老化は形態にも現われ、厚生省の調査でも、男女ともに四十歳以後、身長、体重がともに減っている。こうした退縮は臓器や細胞にもみられる。年をとると、ゆるやかではあるが、一般的に各臓器や器官は重量が減っていく。その程度は臓器によって異なり、肝臟、脾臓、腎臓などは減少の度合いが高く、脳は低い。
    また、例外として心臓は年をとると重くなるが、これは動脈硬化と高血圧が原因で心臓のポンプ作用に負担が増す結果心臓が肥大するからである。
    ひぞうじんぞうまた、老化は細胞の数が減ることでもある。脳の細胞は分裂、再生しないので、年をとるにつれて脳では神経物質を受け取る神経細胞の受容体(レセプター。外界からの刺激をキャッチする窓口)が少なくなってくる。すると、神経が伝えようとしていることが十分に伝達されなくなる。そのため、記憶力が減退したり反応が遅くなるなどの現象が起きてくる。
    年をとると、体が保持している水分も減る。体重の約六割は水とはよくいわれるが、それは若いうちのこと。生まれたての赤ちゃんの頃には六割もあった水分は、高齢になると五割近くに減ってくる。その意味では、老化は体が乾燥していく過程だともいえる。
    て皮下組織が萎縮することにある。

    薬物療法や膣内挿入器具によって尿失禁の抑制

    年をとってシワができる原因の一つは、細胞内の体液が減っこのほか、たとえば呼吸器系では、肺活量と呼吸する力がかなり低下していき、つくる能力や精力が低下し、女性は更年期を迎え、女性ホルモンの分泌が衰える生殖器系では男性は精子をこうねんきこのように老化は全身に現われるが、老化は体の一部分で進むのか、それとも全身的に進むのかという疑問がある。どの臓器から老化が始まるということはわかっていないし、人によって老化が始まる臓器、器官は異なる。注意したいのは、ある特定の部分や臓器、器官の老化が始まると、それが他の臓器·器官に影響し、他の部分や臓器、器官も老化が始まったり、老化が進んだりするということである。だから、あなたに白髪、インポテンスなどの兆候が現われたら、それらを老化のサインと受けとめ、全身の老化を意識し、対策を講じることが求められるだろうまた、老化が現われる年齢は人によってさまざまであることは、周囲の人を見ていれば明白である。

    も遺伝的要素はあるが、それよりも生活習慣が大きく影響していると考えられているこれに老化にともなう病気の多くを、厚生省は生活習慣病と定義している。たとえば、高血圧、糖尿病、冠状動脈疾患、脳卒中などは、遺伝的素因も関係しているが、その発症には生活習慣の影響が大きい。だから、遺伝的要素を持つ人であっても、生活習慣によって発症や進行を遅らせることができる、と考えられている。その意味では、生活習慣病という名称は妥当であろう女性の更年期と閉経、男性の更年期女性の更年期と閉経は、老化が明確な区切りとして出現する代表的な例の一つである。
    的な変化を示す臓器の一つが卵巣である老化の指標として劇らんそうらんほう卵巣は卵細胞をたくわえ、成熟させる器官であるとともに、卵胞ホルモンエストロゲンや黄体ホルモンプロゲステロンなどの女性ホルモンを分泌する内分泌腺でもある。卵巣は、男子の睾丸と同じように、少女期まではまったく発達しない。しかし、思春期に入って、脳下垂体が性腺刺激ホルモンを分泌し始めると変化が起きてくる。卵胞刺激ホルモンの働きかけによって、卵巣の中の卵胞が卵胞ホルモンを分泌するようになるのである脳下垂体から分泌される黄体形成ホルモンの刺激を受けて、卵巣の黄体から黄体ホルモンが分泌されこれによって卵巣が成長して、卵胞で卵子を育てて、放出できるようになる。
    医者さんにご相談ください

    薬になっていくものと思われます。

    こうして生殖年齢に入また、始める。
    ところが、やがて四十五歳から五十歳あたりで閉経を迎え、排卵が停止すると、卵胞は見当たらなくなるそれと同時にエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が極端に低下してくる。こうして更年期を迎えることになる女性は、性成熟期の終わり頃、つまり三十五四十歳頃から性機能が次第に低下し、四十四十五歳頃からの多くの女性では月経周期が不規則となり、月経血量の減少、無排卵、黄体期の短縮など卵巣機能が衰退し月経の終わりが訪れる最後の月経から1年以上月経がないことを閉経といい、閉経をはさんだ約十年間を更年期という更年期は、卵子の数が少なくなり、それにともなって卵巣の機能が低下することから始まる。
    ピーク時には約1100万個もあった卵子が、更年期に入る頃には数百個まで減る。
    閉経前後の更年期では、ホルモン分泌の変化に体が対応しようとして、その結果、更年期障害と呼ばれるさまざまな全身的症状が現われる。そして閉経後は、性器は萎縮し、全身の老化現象が現われてくる。その代表的なものが骨粗鬆症であり、また、動脈硬化も進みやすくなる。閉経を境に老化がくっきりと現われ始め女性は老化の訪れを実感し、意識するようになるしょうしょ実際、更年期以後、さまざまな変化や病気が現われるようになる。骨粗鬆症は、閉経にともなうエストロゲンの分泌低下によって進むことがわかっている。エストロゲンは、骨からのカルシウムの脱灰奪われることを防ぐ働きをしている。また、高脂血症や、それによってもたらされる動脈硬化、さらに動脈硬化が原因で起きる心筋梗塞や脳梗塞などの循環器系の病気は、閉経前の年代では圧倒的に男性に多いが、閉経後では女性に急激に増えてきて、発症率は男性と変わらなくなってくる。
    こうしけっしょう一方、男性は女性の更年期ほどの明確な区切りはないものの、中年以降では精力が明らかに弱くなり、白髪など老化の兆候が現われてくる。

    治療をせず
    うつが長期化している人

    免疫力が低下して

    遺伝性の白内障男性については、男性更年期という言葉もあり、気力が低下し、うつ傾向を示すケースも増えてくるじゅんかんきけいさらには、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの循環器系の病気など、生活習慣病といわれる病気が現われるのも女性より早い。この男性更年期といわれる症状や、さらには中高年からの生活習慣病の発症にも、男性ホルモンの分泌低下が影響している面があると考えられている男性ホルモンのテストステロンの分泌は十八歳くらいがピークであるが、それ以後も急激に下がるわけではなく、一般的に五十歳を過ぎてから徐々に下がっていく。ところが、これには個人差があって、六十五歳から七十歳くらいまでは若い人とさほど差がないというケースもある。

    日本人に長寿者が多い理由個体レベルのほかに、生命工学の進歩によって、臓器や器官のレベル、細胞レベルでの老化や死のメカニズムの解明が急速に進んできて、老化はさらには細胞のレベルに分けて考えることができる近年、生命や寿命の本質に迫ろうとしている。
    細胞はなぜ死ぬのだろうか細胞は、遺伝子DNAのある核と細胞質に分けられ、細胞質の中には、ミトコンドリアをはじめとするいろいろな細胞小器官が存在するこのミトコンドリアが老化において非常に重要な役割を持っていることがわかってきた。ミトコンドリアでは、体で消費するエネルギーのもとになるATPがつくられるが、その過程でスのような活性酸素がつくられる。活性酸素は、DNAや蛋白質脂肪などの分子を酸化して、それらの老化を引き起こす。
    神経の難病など

    治療の状況

  • オキシド·ラジカル
  • この活性酸素が体内に大量に発生すると、ミトコンドリア自身の分子が損傷を受けることがわかっている活性酸素はミトコンドリアでつくられるが、ミトコンドリア自身、活性酸素によって傷つけられるというわけである体が老化するにつれて、ミトコンドリアに発生する活性酸素の量も増えることがわかっている。ミトコンドリアは、活性酸素によって傷つけば傷つくほど、さらに活性酸素をたくさんつくるようになり、悪循環に陥ることになる。ただし、ミトコンドリア自身に、傷を修復する働きがあることもわかっている財団法人岐阜県バイオ国際研究所の田中優嗣遺伝子治療研究副部長は、ミトコンドリア遺伝子を持っている人が多い
    と、一九九八年一月に発表している。

    日本人には長寿を実現させる型の口の中のミトコンドリア遺伝子を取って調べてみると、遺伝情報のある一万六五六九個のアミノ酸配列のうち、五一七八番のアミノ酸がアデニンである型のA型の人と、シトシンであるC型の人とがいるこの型と長寿や生活習慣病との関係を探るため、田中氏は、一般献血者と百歳以上の高齢者、大学病院の入院患者四十五歳以上を対象に、それぞれ、どの型が多いかを調べた。その結果は、A型が、一般献血者では四五パーセント、百歳以上の高齢者では六二パーセント、大学病院の入院患者では三九パーセントを占めていた。つまり、長寿の人にA型が多く、体調のよくない人入院患者ではA型が少なく、普通の人一般献血者ではA型とC型が約半々という結果が得られたのだった。
    この結果から、ミトコンドリア遺伝子がA型の人は病気になりにくく、長生きすると推測できる。

    認知症がパーキンソン病とはっきり異なる点

    健康に過ごすことはできなかったと思います。

    アルツハイマー病の危険因子としては、遺伝、加齢、女性、認知症は、さまざまな病気が原因で起こることもあるので、閉経、うつ病の既往歴などが考えられています。
    肝·腎·甲状腺機能検査、梅毒検査、尿検査脳波検査などを行って、隠れた病気がないか確認することが大事です。
    女性ホルモンの一つであるエストロゲンや、抗酸化作用のある食品がアルツハイマー病の予防に効果があるという報告もあります。しかし、アルツハイマー病の治療法はまだ見つかっていません。
    アルツハイマー病は進行性の病気なので、早期に発見して適切な薬物療法を行うことが最も大事です。
    の進行を遅らせることは可能なので、気になる症状が見つかった時には、ぜひ早めに受診してください。
    病気

    上手な検診の受け方

    集団検診は働く男性の健康をチェックするためのもの?

    日本の医療はこれまで、進行した病気をいかに発見し、治療するかという点が重視され、病気の予防や早期発見のような保健分野に、あまり力を注いできませんでした。そのために、定期健診によって病気の芽を早めに摘み取ろうとか、早期に発見して治療しようという意識が一般の人にもあまりありませんでした。
    今でも医師は患者さんに対して、検査の異常の有無と治療について説明をするだけ、です。さまざまな検査結果をトータルに見て、その人の持っているリスクを洗い出し、フォローする、という意識も時間もないというのが実情ではないでしょうか。
    という場合がほとんど生活上の注意を細かくまた日本では、女性の健康というと、今までは妊娠·出産ばかりが重視されたために、妊娠·出産に関する医療は死亡率に関してはとてもレベルの高いものになりました。しかし、その先の更年期、老年期における健康や、働く女性の健康、メンタルヘルス、思春期の健康などについては、まだまだこれからと思われます。
    企業などが行っている集団検診は、もともとは第一線で働く男性の健康をチェックするために戦後整えられたもので、女性に多い病気がチェックできるようなシステムにはなっていません。

    うつ病があります。医者にかかる技術また、自治体が行っている検診も、それに準じたものか、ガンや生活習慣病の発見に重きを置いたものなので、女性のこころと体の不調线炎なをチェックできる検査とはなっていないのです。
    性差医療について知っておこう同じ病気でも、男性よりも女性のほうがかかりやすい病気があります。
    時間が短かったり、予後が悪かったりする病気もあります。
    また、女性のほうが発症するまでのタバコやアルコールの依存症についても、しにくいことがわかっています。
    女性は依存症になるまでの時間が短く、そこからなかなか抜け出うつ、不安、過度の緊張、パニック障害なども、女性に多く見られます。特にプロゲステロンが多く分泌される月経前は、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。うつ病の発症率は男性の二倍です。出産後や更年期もうつ症状が出やすくなります。
    また、摂食障害を起こして過食と拒食を繰り返すのも、圧倒的に男性より女性のほうが多いのです。甲状腺疾患や自己免疫疾患も女性患者のほうが圧倒的に多いことが知られています。しかし、自発的に甲状腺やリウマチなどの自己免疫疾患の検査を受けたことがある女性は少ないのではないでしょうか。
    現在、日本では甲状腺に異常のある人は八人に一人、自己免疫異常の素因のある人は10人に1人程度と考えられていますが、どうすれば発病するのか、またどうやって予防すればいいのか、まだはっきりした仕組みはわかっていません。
    しかも、それらは一般に検診で行われる血液検査の項目に含まれていません。
    女性は妊娠·出産の時や更年期などの時期にホルモンが大きく変わるために、このような免疫異常を起こしやすいとも考えられます。女性特有のリスクについて医師も患者も知っていないと、体調が悪かったり、流産·早産が続いたりしても、なかなか正しい診断に行きつきません。このような情報をぜひ多くの人に知ってもらって、上手に検診を受けていただければと思います。
    自分に合った検診を受けようできれば働く若い女性には、肝機能やコレステロールの検査よりも、甲状腺機能や自己免疫疾患のチェックメンタルな問題やストレスのチェックなどを受けてほしいと思っています。また更年期の女性には、ホルモンチェックや骨量を測る検査などをぜひ加えていただきたいと思います。を、素養としてぜひ多くの女性たちにそしてこれからは、生涯を通じて上手に医者にかかる技術スキル持っていただきたいと思っています。
    まずは第一歩として、身近な地域の婦人科や女性外来を訪ねてみてください。

     

    神経障害萎縮性膣炎

    最初から自分に合った医師に出会えるとは限りませんが、諦めずに、自分が気持ちよく通える婦人科や女性外来を見つける努力を始めていただければと思います。欧米のように、日本女性もかかりつけの婦人科医を持つべき時代になっているのです。
    私のクリニックでは、まず女性検診(110代の基本セットで二万八000円)を受けていただいたり、ゆっくり患者さんのお話を伺う(心身と生活環境をトータルにとらえる)健康相談三0分で11万円を行ったりしています。
    美容院へ行くのと同じような感覚で、年に1回は利用していただきたいです。
    今、女性たちはエステティックサロンに通ったり、サプリメントを利用したりして、美容や健康に対する意識が大変高くなっています。これからはそれに加えて、体の内側やメンタルな面でも快適に過ごせる環境を整えておくことが、長い人生を自分らしく健康で美しく生きるためにとても大切だと考えています。

    お気に入りの美容師さんを探すのと同じ感覚で、自分のかかりつけ医を探してみてください。
    また私のクリニックでは、二00三年一二月より、ウィメンズヘルスケアのプロをコンシェルジェ相談係として置き、初診予約時の電話相談窓口を開設しました。コンシェルジェは、はじめて電話する女性たちの気持ちをやさしく受容できるプロであり、かつ女性の健康問題についての知識と経験が豊富です。どんなことでも遠慮なく気軽に相談していただければと思います。こんな症状があるのだけれど、初診の予約ができますか?
    こんな不調があるのだけれど、どんな検査をすることになりますか?
    など、受診のためのサポートや初診の受付だけではなく、さまざまな情報提供も行っています。
    容によっては、他の専門医やクリニックをご紹介することもあります。
    薬としても使用されていました。ご相談の内受診前のさまざまなご相談に応じられることと思います。
    一人で悩んでばかりいないで、まずは最初の第一歩を踏み出してください。
    女性外来での診察の受け方について知ろう私のクリニックでは、診察の前に、次からのような問診表に記入していただいています。記入していただいた問診表に従って、具体的な症状や心配なことについて話し合いをします。もちろんこれまで受けた検査や治療のデータを持参していただければ、スムーズなのはいうまでもありません。
    最近一年以内のデータのない方には、まず、女性検診を受けていただいています。
    血液検査、ン検診、エコー検査、乳ガン検診、ホルモンやSTD性感染症の検査などを行います。
    内診、子宮ガ血液検査には、①赤血球や白血球の数、血小板の数について調べる血球算定検査、素などを調べる生化学的検査などの方法があります。
    ②血液中の蛋白、糖、酵血液検査では、一般血液検査貧血、血小板減少症、のチェックの他、各種の腫瘍マーカー、甲状腺機能、するだけの、簡単で痛みも少ない検査です。
    白血病、肝臓疾患、腎臓疾患、糖尿病、高脂血症など性ホルモンなどが測定できます。いずれも血液を採取内診は、内診室で下ばき(ショーツ、ストッキング、パンツなど)を取って内診台に上がり、診察を受けていただきます。さまざまな形の内診台がありますが、要は両ひざを立ててあおむけになり力を抜きます。
    内診では、最初に外陰部を見て異常がないかチェックします。

      1. ストレスから気持ちをラクにする本です。
      1. 細胞のエラーを引き起こす。
      1. 病気になるほどではなくて

    細胞やメサンギウム

    次に膣に膣鏡を入れて膣内と子宮口を観察し次に指を挿入し、お腹の上に当てた手と内診指で子宮や卵巣の大きさ、動き、圧痛の有無などをチェックして、異常がないかどうかを調べます。膣鏡や指を入れる時に違和感はありますが、痛くはありません。緊張するとかえって痛みを感じますので、口を半開きにし、息を吐いてリラックスするようにしましょう。
    内診が嫌で婦人科の受診をためらう人もいますが、実は婦人科疾患は内診できのことがわかります。
    三分で終わるので、ぜひ恥ずかしがらずに受けてください。
    二また内診の際には、年に1回必ず子宮頸ガンの検診も受けましょう。膣内のおりものをとる検査です。性経験のある人は、どんなに若くても子宮頸ガンのリスクがあります。子宮頸ガンはウィルスの感染によって引き起こされるからです。
    経膣エコー検査は、内診と一緒に行います。膣内に細長いプローブを入れて、子宮や卵巣の形、内部の様子、周囲との癒着の有無などを詳しく写します。子宮筋腫や卵巣嚢腫がないかどうかも、かなり詳しくわかります。
    妊婦検診では、子宮や胎児の様子を観察するためにお腹の上から行われます。
    希望があればクラミジアや淋病、によって妊娠の判定や排卵の有無、カンジダ膣炎などの感染症の検査おりもの検査も一緒にできます。
    炎症を調べる検査などが追加されることもあります。
    尿更年期症状などが疑われる場合には、血液検査で女性ホルモンの状態を調べます。
    な【問診表】※横書きの問診表になっています。
    電子書籍版ではテキスト表示にいたします。
    このたびは、「ウィミンズ·ウェルネス銀座クリニック」へご来院くださいまして、誠にありがとうございます。
    認知機能も低下します

    ガン剤を使用する

    当院では、初回来院時には、以下のいずれかの診療をさせていただいております。いずれも自費となります。2回目以降の診療につきましては保険適応が可能です。
    本日のご希望は以下のどれですか?街頭の番号に○印をつけてください。
    ①女性検診(1年以内に検診を受けていない方別表をご覧下さい)②ご相談(最近の検査·診療データを持参されている方。疾患の情報、セカンドオピニオン、いずれも15分程度のお時間をお取りしております。
    悩みごとなど)賢い患者となるために最近の医療事故のニュースなどを聞くたびに、医療を行う側の責任の重さを痛感させられます。
    同時に、患者さん側も、自分の病気についてよく知ること、そして自分で、自分に合った治療法を主体的に医療の主体は医師ではなく患者である、という意識を持つこと選ぶことが大事になってきていると思います。

    が求められているのです。医師はできるだけわかりやすく患者さんに病気や治療法について説明し、相談にのりたいと考えています。
    専門用語やわからないところなどは遠慮せず聞いていただければと思います。
    しかし、自分のことなのに知ろうともせず人まかせにしたり、偏った情報を鵜呑みにしたり、またはすべてを疑ったり、けんか腰ではいい医療はできません。いい医療は患者と医療者との息の合った二人三脚ではじめて実現するものなのです。
    次のようなメモを準備しておくと、診察時間を有効に使うことができます。
    ①症状が出た時からこれまでの経過(具体的な症状、経過時間、痛みの程度などを、簡単に要点のみ)②最も不安に思っていることや最も困っていること③病気について知りたいことや疑問点(病名がある程度わかっている時には、本やインターネットなどで前もってよく調べておくとよい)たいていの病院では治療法や薬については、注意点などについてメモや説明書、パンフレットなどをお渡しするようにしています。


    医者にかかる技術 細胞が死んでしまい 頭痛がしたりする場合